「開き直り」シチリアーノ 裏切りの美学 Chiharuさんの映画レビュー(感想・評価)
開き直り
予告ではただならぬ空気を感じた裁判シーン、開けてみたら暴露し合いのただの内輪揉めみたいだった。
邦題の裏切りの美学とは程遠いもので、ちょっとがっかりしてしまった。
そもそも、仕返しされたから暴露しましたって…。
そして、悪びれる事なく裁判中に叫ぶ妻たちの、堂々とした態度も凄い。
昔、某拘置所の面会窓口に行った事があるが、いかにも極道の妻らしき風貌の女性が、窓口カウンターに半ケツ状態で脚を組んで座り、係員と馴れ馴れしく話をしていたのを思い出した。
裏切った方も裏切られた方も周辺も開き直りとしか思えない言動多い。
裏切りの美学ってより開き直りの美学だな。
コメントする