「シュールなゾンビ映画(珍しい)」デッド・ドント・ダイ kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
シュールなゾンビ映画(珍しい)
クリックして本文を読む
ジム・ジャームッシュが作ったゾンビ映画。正直ジム・ジャームッシュって苦手意識あって少し敬遠していた。それならば本作を観たのはなんでだろう。アダム・ドライバーとビル・マーレイが出るならその苦手意識が薄まる気がしたのかもしれない。
観てみると、とにかく妙な映画だった。「テーマ曲だから」や「台本読んだから」というセリフ、監督の名前が出るというメタフィクション(っていうやつかな)の部分、ダイナーの死体を3人がそれぞれ見に行くくどいシーン、急なUFOの登場。あの少年少女たちのような全然からみのない登場人物もいたりして(彼らの結末も不明なまま)。
いや、でもなんか面白かったな。別にゾンビによって人間性を問い直したり、人間性があらわになったりしたわけでもないのに。不思議な映画だ。
コメントする