「悪趣味」デッド・ドント・ダイ コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
悪趣味
予告やポスターには「ゾンビコメディ」とセールスされているが、正直コメディにすらなってない。
基本は過去ゾンビ映画のオマージュ・パロディ・パスティーシュ。
メタ構造を「あえて下手に」入れたりして、完全に「ゾンビ映画ってこうだよね」って、嫌味や当てつけレベルに茶化す意図すら感じる、悪趣味でやけっぱちな展開でした。
ところどころにスターウォーズネタがぶち込んであるし。
同じ監督と主演コンビだった『パターソン』みたいに、「飄々と変わらない毎日から、何か【ちょっとしたこと】で変わる」雰囲気はあったんだけど……
あまりに日常描写が長いわ、たるいわ。
【ちょっとしたこと】が、「ゾンビが生まれた」な、『パターソン』とも言えるけど。
なんでコレ撮ったんだろう?
意味不明。
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