劇場公開日 2019年7月5日

  • 予告編を見る

安市城 グレート・バトルのレビュー・感想・評価

全18件を表示

4.0【”唐軍20万兵VS高句麗5千兵の攻防” 今作は、朝鮮史上有名な安市城包囲戦を描いたキングダムもビックリの見応え十二分な壮烈な戦絵巻である。朝鮮の民の嗚咽と喝采が木霊する作品でもある。】

2025年7月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

幸せ

■西暦645年6月。
 唐の皇帝・太宗(パク・ソンウン)は朝鮮半島全土を支配するために、20万人を超える大軍を率いて高句麗へ進撃する。
 高句麗の城主が次々と降伏するなか、安市城の城主、ヤン・マンチュン(チョ・インソン)は安市民を守るため、たった5千人の兵を率い無謀とも言える戦いに身を投じていく。
 そんな彼の元に、平壌城の城主の配下だったサムル(ナム・ジュヒョク)がやってくる。彼は、唐の大群が来た際に、戦いに出ずに城に籠ったヤン・マンチュンを密かに殺そうとしたのであるが、ヤンの器の広さや、戦を高所大所で見る姿に惹かれて行くのである。

◆感想

・安市城包囲戦は、朝鮮歴史上に残る且つて朝鮮に有った高句麗が唐に勝利した戦いであるが、安市城がヤン・マンチュンであったという記述と、氏名不詳という記述があるが、今作ではあまり関係はないであろう。

・今作の見所は、たった5千の兵で安市城を固めるヤン・マンチュンと、その配下、チュスジ(ペ・ソンウ)や彼と仲が良いのか悪いのか分からないファルホら強者たちのキャラが立っている事と、彼らや安市城市民がヤン・マンチュンを慕う姿であろう。
 又、ヤン・マンチュンが、サムルが自分の命を狙っていると知りながら、戦の前に彼の立派な小刀で髭を剃れと命じるシーンなどもナカナカである。サムルは震える手で少しだけヤンの髭を切るのだが、この時点でサムルはヤンの人間の器の大きさに惚れているのである。

・又、ヤン・マンチュンの弓の使い手妹ペクハと彼の腹心パソとの恋や、パソが密かに太宗を暗殺に行った際に、ヤン・マンチュンの元婚約者で、巫女のシミが唐には勝てないから、降伏してくれという意味で、その暗殺を内通したためにパソが亡くなった際に、ヤンが周囲から”殺してくれ!”と言われた際に、サムルが躊躇なくパソの首を斬るシーンと、その後弔い合戦の様に、独りペクハが太宗に馬で近付き頬に矢で傷をつけるも、無念に刃に倒れるシーンも、印象的であり、朝鮮の民の涕泣が聴こえて来るようである。

■太宗が、ナカナカ攻略できない安市城に乗り込むために人為的に作った“山”を、ヤン・マンチュンを慕う市民たちが、命懸けで山の下に穴を掘り唐が山に乗って攻めて来た時に、内側から自らが犠牲になりながら崩すシーンの迫力は物凄いモノがある。
 そして、市民たちの姿が沁みるのである。

・一方、サムルは平壌城の城主を訪れ、ヤン・マンチュンが唐と戦うのに平原では勝ち目がないと判断したために城を出なかった事。そして、彼が高句麗の民を思う気持ちを訴えるシーンも沁みるのである。

<唐の猛攻が続く中、ヤン・マンチュンが高句麗に伝わる強弓、朱蒙神の弓矢を引き、その矢が高く飛び、太宗の左目に突き刺さるのである。そして、更にサムルの訴えを聞いた平壌城の城主たちが駆け付ける中、到頭太宗は、撤退を告げるのである。
 今作は、朝鮮史上有名な安市城包囲戦を描いたキングダムもビックリの見応え十二分な壮烈な戦絵巻である。朝鮮の民の嗚咽と喝采が木霊する作品でもある。>

コメントする (0件)
共感した! 4件)
NOBU

4.0これぞ城主

2024年7月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

歴史物は関係性が分かりにくいものもありますが、本作は城主(チョ・インソン)の意思も明確でとても分かりやすかったです。

人数が少ないながらも知恵を使った戦術は観ていて気持ちが良いです。

兵が弓を射る姿は圧巻です‼︎ 面白かった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Yum

3.5五ヶ月ぶりの映画鑑賞 まずは韓国映画から再開 スケール、でか

2023年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

スケールがとにかくでかかった。
戦闘シーンが多く圧巻だったが戦略も実に巧みでもうあかんところからの何度も形勢逆転
戦争映画として策略の応酬で面白かった。

それにしても唐のやることはすごかったがそれをことごとく潰した城主ヤン・マンチュンはじめ戦士たちはもっとすごかった。

5000人VS20万人、見応え十分であった。
命がないとわかっていながら山を潰しに行った勇気ある城内の住人のシーンはなぜかアルマゲドンを思い出した
自分には到底できない選択肢だ
比べたらあかんけど・・・

コメントする (0件)
共感した! 3件)
♪エルトン シン

4.0なんと偉大な戦いか!

2023年6月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
しゅうへい

3.05000/ファイブサウザンド

2021年3月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

単純

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
近大

3.05千人対20万人て、神話のような…

2021年1月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
KEI

4.5イケメン見ながら歴史の勉強!

2020年11月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

先日、オンライン試写会で見ました。唐の20万に対し5000しか兵がいない中、どのように勝ったのかというのを分かりやすく見せていたのが最大のヒットの要因だったと思います。
また、645年の戦い方を如実に知ることができたのもよかった。かなり美化されているとは思いますが、やはり魅力的なリーダーにはみんなついていきますよね。人心掌握術の勉強にもなりました。歴史もの、戦争映画好きな方はぜひ。チョ・インソンはじめナム・ジュヒョクなどイケメン揃いなので、ファンの方も必見かと思います。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
おけいはん

4.0攻城戦の工夫が見応えあり

2020年6月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

WOWOWにて前情報なく視聴。
期待していなかったがおもしろかった。
テーマは「国を守るために」かな。

特に良かったのは映像の迫力と時代考証。
大軍勢同士の戦いは画になるし、20万人に対して一騎当千の安市城武将たちは観ていてワクワクする。剣・斧・弓・槍・馬などそれぞれ得意武器が違って特徴的。

また、両軍の戦い方が非常におもしろい。
高句麗軍の鎧馬武士はカッコいい。
対して唐軍は多彩な攻め方をみせる。物量・マンパワーで圧倒していく中国のパワーは凄いな。
攻城塔や土の山などユニークかつ理にかなっていて、wikiで調べたら土の山は事実らしく驚き。

また、表情や目線など細部にこだわっているなと伝わってくる。あまり観たことがない目線のカットや、多くを語らず表情で魅せる部分もよかった。

ヤン・マンチュンは市民や兵たちから慕われているものの、全てに万能ではないというのもおもしろい視点だと思う。
多くの作品では、こういうストーリーの主人公は何でもできてやることなす事全部がハマるイメージだが、本作においてはそこまで超人ではない。
あくまでも、安市城、そして高句麗を守る一人の高句麗人として描かれていて、だからこそ判断が遅れたりするし、人前で弱くなったりする。

ただ、ヤン・マンチュンの表情は豊富でないので分かりづらく、葛藤がもう少し丁寧に描写されているとより感情移入しやすかったかも。

メッセージは一貫していて、国防のために全員がやるべきことをやろうと。坑夫の笑顔が良かったな。

観ながら、日本で同規模の戦いを映画化するとしたら…と考えたが外国との戦争は近代まで少ないなぁと思った。

以下、印象的なセリフ。
「勝てる時だけ戦うのか」
「ご苦労だった」
「誰に従うかは重要じゃない」

コメントする (0件)
共感した! 3件)
うむぼんず

5.0高句麗

2020年6月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

7世紀の朝鮮半島、唐の皇帝、太宗が高句麗に攻め入る。
20万の大軍で平壌に迫ってくる。
その前に鎮座する安市城には伝説の城主が居り、5千人で対決することに。
戦闘シーンも大迫力、ドラマも見せてくれるので大満足だ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
いやよセブン

4.0面白かったぁ〜 チョインソンの弓うつ姿がカッコ良かった。

2020年2月4日
Androidアプリから投稿

面白かったぁ〜
チョインソンの弓うつ姿がカッコ良かった。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ハナソラ

4.5二本立て二本目。ああ言えば韓国の歴史スペクタクル。得意の捏造(失礼...

2019年9月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

二本立て二本目。ああ言えば韓国の歴史スペクタクル。得意の捏造(失礼、脚色)でどこまで真実か分からぬが、骨子はあっている模様。

韓国の関ジャニ村上が密命を受け韓国の小泉進次郎を殺しに向かう(笑)一方、高句麗に忍び寄る大国、唐。
これ、最高に面白い。登場人物各々がなんとも魅力溢れる。大昔の話なので原始的な戦闘なのだが、その戦闘シーンがなんとも強烈。片時も目が離せません。
女優陣は相変わらず美しい。メイン女優二人の運命にも注目です。
いやー最高の映画でした。韓国映画、おそるべし。素晴らしい。絶対見るべき作品です。

冒頭の皮肉、申し訳ありません。私は韓国民が嫌いなのではありません。むしろこの状況でも冷静かつ友好的でいてくれていると思っています。ただ失政を隠すのに反日を利用する政府に疑問符なだけです。異なる見解もおありかと思いますが、単なる一個人の感想ですのでスルーでお許しください。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
はむひろみ

4.5三国志ファンにはウケること請け合い

2019年8月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 戦モノを魅力あるものにする方程式といえば、「多勢に無勢で立ち向かう」「争奪ではなく民を守るために戦う」「リーダーは腕もたつが知略に長ける」というあたりは言えそうか。史実だとフィクションのようにはいかないが、大枠で合致している部分を探し出して、方程式にあたる部分を強調すれば、おもしろさのベースラインの高い作品が無難に作れる。本作はゆうゆうとそのベースラインを越してきている。
 少し調べたら、高句麗というのは弓の国なんだそうだ。そらに、太宗が眼に矢を受けて負傷したというのも先行していたドラマの筋だったようで、好き勝手に物語を作ってない点は好感のもてるところ。映像的には城壁での攻防戦が秀逸。リドリースコットが描いた『キングダム・オブ・ヘブン』の城攻めを下敷きとしてみれば、さらに一段、効果的にかつ丁寧に撮っている印象を受けた。
 しかし上映館は限られていた。日本ではウケないな、と扱われたのだろう。たしかに上映中作品の中から何気にひとつを選んで観る作品ではない。本作を観る人は本作を観たくて足を運ぶ、そういう映画だと思う。そして足を運ぶ人はおそらくそう多くはいない。
 では私はなぜ観たのか。それは三国志ファンだから。火薬がまだない時代。剣と槍、弓と盾、馬、鎧兜、火と油、投石器で戦うシーンがみたかった。そして期待通りに、張飛のような腕っぷし強そうな漢が、ブーンと長刀ふりまわして、周りの敵数人を一度にばったばった切り倒す映像に出会えた。『わかってるじゃないかー』と感激した。
 三国志そのものを描いた映画『レッドクリフ』、また西洋東洋で違えども同じような方程式で成り立っている『300(スリーハンドレッド)』などを念頭に置いて考察してみると、戦闘シーンをただの血なまぐさいだけのシーンにしないためには、背景の政治と登場人物たちの人間模様が程よいバランスで語られていることが重要である。本作はそこも抜かりなく総合的な完成度は高いと思う。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ピラルク

4.0面白かった

2019年8月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

興奮

韓国映画を初めて見る人とかあるいは今まで見てきた人にも
通じると思う。
隣の国特有の情の豊かさの表現。
演出も面白く ハラハラどきとぎしながら見ました!
特に若き青年が城主をどうするかが見どころで、どのように心が変化していったかが個人的にとても良かったです!
今回 人も多く 立ち見でしたがとても楽しめました笑

コメントする (0件)
共感した! 3件)
nick

4.0面白かった

2019年7月16日
iPhoneアプリから投稿

さほど期待せずに見たのが良かったのか、面白かった。
そんなに上手いこといくもんかね?ていう感じもなくはないし、その行動は無理あるやろうというのもあるんだけど、そういうのを差し引いてもトータルとして見て良かったと思えた作品でした。
しかしながら中国って凄いなぁ。
史実どおりかは分からないけど、あんな戦い方するんですね。
ああいう戦い方をしてしまえる中国人、おそるべし。
絶対見た方がいいよとまでは勧めませんが、時間とお金に余裕があるなら見てよ、というくらいにはオススメします。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ただの映画好き

3.5壮大なバトルは一見の価値あり、ただしもう少しストーリーに工夫を…

2019年7月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

興奮

最近キングダムを観たせいか、こういう映画にも興味を持って見てみたが、流石に血塗れの戦さと、戦略、戦術で互いに一歩も引かないところはおもしろいかった!

ただしストーリーが単調で、ただ城を守るだけのひねりがない内容!

そこがもう少し工夫して欲しかった!

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Taka Ike

5.0圧倒的軍事力の唐に対し、劣勢ながら勇猛果敢に対等に戦う姿は面白くな...

2019年7月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

圧倒的軍事力の唐に対し、劣勢ながら勇猛果敢に対等に戦う姿は面白くない訳が無い!双方のアイディアの攻防が凄まじいし、ベタだけど自己犠牲は感動する。けどアノ巫女は無いわ…

コメントする (0件)
共感した! 1件)
片腕コージー

4.0史実はどうか知らないけれど。

2019年7月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

エンタメ大作として大満足。ただただ城を守る城主と仲間たちのアクション大作。敵陣の前で攻め場所を構築するのもビックリだけど次から次への攻防策がみていて興奮。面白かったなー。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
peanuts

2.0ある意味、凄い映画です。

2019年5月14日
PCから投稿

単純

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
Naaki
PR U-NEXTで本編を観る