「"Rambo: Last Blood" ✙ ライオンズゲイト配給...........=恐怖!?」大脱出3 Naakiさんの映画レビュー(感想・評価)
"Rambo: Last Blood" ✙ ライオンズゲイト配給...........=恐怖!?
本作のフランチャイズ映画でもある前作の「大脱出2:英語題 Escape Plan 2: Hades(2018)」は、ビデオスルーをした映画で当然、(過去から現在までに至る公開された映画情報を提供する映画専門サイト) Yahoo Movies UKの見出し記事なんかを読むと" Sylvester Stallone: 'Escape Plan 2' was the 'most horribly produced film' he's ever been in " から前作の映画がいわゆる”A box-office bomb”でほかの国では劇場公開などされなかったものが、おめでたい国・ニッポンでは日の目をみている。そんな映画の第3作目、当然、つまらない、どうしようもない、マユツバモノ映画として斜に構えてしまい見るのをあきらめようとしている自分がいた。しかし、はっきり言えることは、第1作ほどの面白さがないにしても第2作目よりはシナリオがすんなりと入って来るし、武装集団が国際的企業のオーナーの娘共々、ブレスリンが愛する女性のアビーまでも誘拐をし、通称:DEVIL'S STATIONと呼ばれる監獄から、ブレスリンが何とか彼女たちを脱出させるストーリは、いくら定番のステレオタイプの話の筋たてにしろ面白くないわけがなく一般受けはするものと思われる。amazon.comではレンタル配信が始まっていて、4K UHDでも見ることが出き、レビューを読むと多少、前作よりも評価されている。アクション自体も少しキザに見えるマックス・チャンのスタイリッシュと呼んでもいいカンフーアクションもさえているし、前回何故か物足りないと感じていた日本通のデイブ・バウティスタの出演シーン。今回はアクションに参加しているし、銃撃戦など特にショットガンのシーンはやりすぎ感があるけど、御愛嬌という事で..............! 最後スタローンと敵のボスの一騎打ちの肉弾戦も見どころとなっている。この映画は「大脱出2」が世に出る前に映画撮影が始まり、わずか20日程度、また別のサイトでは17日で撮り終わったとされ、手間暇のかからない、なおかつ暗いなど撮影環境をいとわない磁気記録媒体(VTR)?? で撮り上げられた低予算映画とされている。
ただし、もろ手を挙げて、ただいい映画なんて言えない部分もある。台詞のある端役の人の演技が見ていられないところや資金集めに苦労の後がわかる製作総指揮者の数が尋常じゃないほどに多い事があげられる。サイトの記者によると過去最高の人数かそれに近いものだと述べていた。その資金集めの苦労さの理由付けされるのがオープニングの企業のクレジットが1分30秒、エンドロールのクレジットが8分45秒となりプロデュース会社の紹介だけで、ゆうに映画全体の11.7パーセントも費やされている。世界には、わからなくてもいいような事を指摘する個人的に重箱をつつきたがる似た人がいるものだと感心する。
オーナーが中華系アメリカ人の日刊紙、Los Angeles Times
見出し: Reviews: Sylvester Stallone and Dave Bautista in
‘Escape Plan:The Extractors’; and more
「オリジナルの映画には、(2014年公開の大脱出ことか?)誰が見ても活気があったが、この映画には、行きつくところはビデオオンデマンド用のアクション映画の1本に成り下がっている。」
イギリスで2012年に始められた映画に関して広範囲な情報を提供するサイト、
Movies in Focus
見出し: Review: Sylvester Stallone Actioner ESCAPE PLAN 3:
THE EXTRACTORS Is Surprisingly Good Fun 2019年6月23日の記事
「"大脱出2"の質の低さは、"大脱出3"に深刻な不安を抱かせたことを意味していましたが、この映画がどれほど楽しいものであるかに驚きました。見る価値はあります。」