るろうに剣心 最終章 The Finalのレビュー・感想・評価
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るろうに剣心 最終章 The Final
劇中で剣心と縁が初めて顔を合わせるシーンの剣心の表情が印象的だった。るろ剣を実写化するなら剣心は佐藤健さんしかいないと思っていたし、実際にこれまで剣心を余すところなく体現してくれていると思う。新田真剣佑さんのアクションは流石で、冒頭の列車でのシーンから圧巻だった。ご自身の身体能力や経験を存分に発揮して、縁という重要な役どころで今回の作品に彩りを与えてくれていたと思う。
呪い
バツイチ(?)だった剣心。薫にとっては衝撃の事実! いつも戦ってばかりで、まったく恋愛のかほりがしなかったのに〜。まさかや〜。しかし、今までの剣心とは違い、今回は少々色っぽいでござるよ。雨の中、目を閉じて愁いを帯びた表情の剣心、大人の男を感じる。セクシーサンキュー。
シスコン縁くんの心の痛みには同情するが、剣心への復讐は八つ当たりでしょ。復讐だー、復讐だー、と呟いているうちに、呪いの呪文になってしまった。もう気持ちの切り替えだの、別のことに熱中するだの、そんなことはできない。せっかく語学力と体技を身に付け、何かしらで頭角を現しそうなのに、何ともったいないことか。早く開放されて、自分の人生を生きないとね。
アクションは縦に横に、上に下に、全方位で見せる。そしてクラッシュの嵐。建物とかが、まさに砕け散る。迫力満点。でも、戦う人たちが痛そう…。
長い戦いの日々が終わり、ようやく剣心も穏やかな暮らしができる、のかな。佐藤健くんもお疲れ様でした。
日テレ金曜ロードショーを視聴。
ケンカしたらあかんよ
終わったことをグチグチと掘り返すなでござる!💢 鉄剣制裁ボコー⚔
時代劇アクション映画『るろうに剣心』シリーズの第4作。
武器商人にして上海マフィアの頭目、雪代縁が東京へとやってくる。彼と剣心の間には、ある大きな因縁があった…。
監督/脚本は大友啓史。
○キャスト
緋村剣心…佐藤健。
神谷薫…武井咲。
高荷恵…蒼井優。
四乃森蒼紫…伊勢谷友介。
巻町操…土屋太鳳。
斎藤一…江口洋介。
瀬田宗次郎…神木隆之介。
清里明良…窪田正孝。
比古清十郎…福山雅治。
新たなキャストとして、上海マフィアの頭目・雪代縁を演じるのは『ちはやふる』シリーズや『十二人の死にたい子どもたち』の新田真剣佑。
剣心の回想シーンに登場した忍び装束の男・辰巳を演じるのは『ガリレオ』シリーズや『テルマエ・ロマエ』シリーズの北村一輝。
剣心の亡き妻・雪代巴を演じるのは『SPEC』シリーズや『花束みたいな恋をした』の有村架純。
大人気シリーズの最終章2部作。これはその前編にあたる。
『The Final』が前編で『The Biginning』が後編…。
って、わかりづらすぎるだろっ!∑(゚Д゚)
前後編を勘違いして観賞した人も結構いるのでは?
まぁ多分どっちを先に観ても良いように作られているでしょう。後編をまだ観ていないから知らんけど。
この最終章2部作。構成がちょっぴり特殊。
『F』で描かれているのは「人誅編」。これは雪代縁と剣心との死闘が描かれた原作の最終章。
対して『B』で描かれているのは「追憶編」。これは剣心の過去回想であり、幕末の京で剣心に何があったのかが明かされます。
この人誅編と追憶編はセットみたいなもので、原作では人誅編の間に挟まるような形で追憶編が配置されています。
したがって、原作を忠実に映画化するのであれば、本来ならば3部作にする必要がある。
「人誅編(前)」「追憶編」「人誅編(後)」みたいな感じが理想なのだろう。
本来2本に分けて描くべき「人誅編」を、一本の映画で描き切ってしまった本作。
そのため情報は圧縮され、正直何が何やらよくわからん映画になってしまっている。
…いや、映画としては単純明快。
悪い奴が出てきて、そいつが市井の人々に危害を加え始めて、薫が攫われて、剣心が敵のアジトに乗り込んでそいつを叩きのめす。
毎度お馴染みのこのパターンを今回も踏襲。一対大勢のチャンバラアクションもあるよ。
こうなってくると、これはもはや『水戸黄門』の世界。
何回おんなじこと繰り返すんだっつーの。
最初は刺激的に感じた新時代殺陣も、4回も同じものを観させられれば流石に飽きる。
「いくら牙突が凄かろうと こんな短時間に四回も見せられれば 返し技の一つや二つ阿呆でも思いつくさ」とは原作の剣心のセリフ。この映画にも同じこと言っちゃってください。
この映画の何がダメかっつーと、結局剣心が過去の罪と向き合わず、力で縁をK.O.して解決しちゃったというところ。
原作では、剣心は縁の人誅に徹底的に苦しみ、一時は廃人になってしまう。
その絶望の淵で、剣心は自らが生きる意味と人生を賭けて行う贖罪の道を見つけ、縁の突きつける問いに対し明確な答えを提示する。
そして縁との闘いに、本当の意味で勝利するのです。
本作では、この剣心が絶望し廃人になるという展開を省いてしまった結果、薫が攫われたことにキレた剣心が縁をボコった風にしか見えない。
姉の命を奪われた縁を、奪った側の剣心が何の回答も提示せずにただただ鉄剣制裁で懲らしめるというのはなんとも気分が悪い。
これって結局剣心の方に非があるんじゃねーの?
前作から薄々感じていたのだが今回で確信。
大友啓史監督って原作漫画が好きじゃないでしょ!!
尺が足りないのはわかる!わかるよ!そりゃ「人誅編」を2時間少々に纏めろってのが土台無理な話なんだから。
でも、それで薫惨殺シーンを省くかフツーーー!?
あの倭刀が突き刺さった薫の姿に、当時どれほどの衝撃を受けたことか!!
『るろ剣』ファンならそこを丸々カットするなんて考えられない。
そいでこの展開をカットしたせいでお話がめちゃくちゃになってるし。
縁さん、剣心に痛みを与えることが目的じゃないって言ってませんでしたか?なんで薫を攫って剣心を誘き出してんだ…?意味がわからんぞ。
申し訳ないけど、大友啓史監督は脚本家には向いてないんじゃ…?
大事なことをカットしたかと思えば、張が裏切っていたとかいうどうでもいいオリジナル展開。
そんで結局、翁に続いて張まで死亡するという…。
そんなところにオリジナリティを見せんでいいんじゃ!!
どうでも良いけど、今回の張は完全にヴィジュアル系バンドのボーカルで笑っちゃいました🤣
オリジナリティといえば、本作の蒼紫は何のために出てきたのかこれまで以上にわからなかった…。
まぁこれは伊勢谷友介が大麻で捕まったせいでむりくり脚本を変更したせいなのかも知れないけど。
本当に、この実写シリーズに四乃森蒼紫は不要だったね。
あと個人的に気に入らなかったのは雪代巴のキャスティング。
巴さんは有村架純じゃないだろ〜〜💦もっと儚げで幸薄そうな感じの人じゃないと。
有村架純じゃ丸顔すぎて、全然不幸そうに見えない。
「DESIRE」の頃の中森明菜とか、ZARDの坂井泉水とか、あんな感じの薄幸の美女って感じが欲しい。
なんたって巴さんの元ネタは『エヴァ』の綾波レイですからね。有村架純に綾波っぽさは無ぇ!
このシリーズ、悉く女性キャストがイメージと違うんだよなぁ…😫
あ、雪代縁を演じた新田真剣佑は最高でしたよ♪
シリーズものは尻窄みになりがちですが、『るろ剣』も御多分に洩れずやっぱりあかんかった。
とはいえ、佐藤健さんお疲れ様でした。
…これで終わりとか言っておきながら、実は「北海道編」の構想もあるんじゃないの〜?
すごいアクション
BIGININGの前に「FINAL」
2021年。監督:大友啓史。「るろうに剣心」完結編2部作の第1弾。
迫力満点・抜群の剣術アクション娯楽作の映画でした。
悪役の新田真剣佑が躍動していた。
「受け」の演技より「攻め」の演技はある意味でやり易いです。
真剣佑の若さや荒削りが、魅力的に映った!!
世界に誇る「殺陣のファンタジック・アクション」
屋根に飛び乗る、飛び降りる、屋根伝いに走る速さ、ワイヤーを使ったアクションは
迫力満点・見応え十分でした。
この映画では、剣心の妻のだった巴の死の真相が、明らかになります。
巴の弟・雪代縁(ゆきしろ・えにし=新田真剣佑)が、剣心をそこまで恨み復讐を誓うのかが、分かるのがこの「最終章 THE FINAL」です。
上海マフィアの頭目・縁の手口が凄まじい。
雪代縁は上海マフィアの人脈を利用して呉黒星(音尾琢真)から、爆薬やら鉄砲を調達して、
江戸の有名道場や幕府の機関を次々と放火や爆破して江戸の町を混乱に陥れるテロ犯みたいな奴です。
明治幕府創立の際、切り捨てられた侍の恨みはまだまだ根強く残る明治初期。
剣心の妻だったと言う雪代巴(有村架純)は出番も台詞もとても少ないのですが、
不幸な女性の儚さが滲み出る好演でした。
欲を言えば、剣心と巴の結ばれるまでのエピソードがひとつでも有れば良かったと思いました。
「死の真相」もやや説明不足に感じました。
ストーリーより、まず映像・音楽・アクションありきの映画。
そこが潔くて良いです。
次は「るろうに剣心 最終章 THE BIGINING 」
こちらもとても楽しみです。
過去鑑賞
相変わらず殺陣が素晴らしい
冒頭から相変わらず魅せてくれる。
最近はテレビで時代劇そのものが減ってるからカッコいい殺陣は映画でしか観られなくなってますよね。
この作品は原作はもちろん好きなんだけど、原作に負けないぐらいの抜群に格好良いアクションを再現してくれるので好きです。
物語自体は原作で知ってるので特にどうこうはないけど、忘れてるとこもありつつ思い出しながら大筋は同じかなという感じでした。
雪代姉弟キャスティングはとてもハマってて良かったなと思いました。
るろ剣は実写化に成功している数少ない作品ではないかと思います。
Beginningも近いうちにみたいな。
それぞれの迫力
るろうに剣心の最終章。
かつての妻だった女性を切り、その弟が恨みを晴らすために上海マフィアと手を組む。
そこで主人公の剣心の過去に迫るエピソードが続々と登場する。
それぞれの役者達の立ち回りが圧巻でした。
その動きだけでCGなのではないかと思うくらいのスピード感があり、その身こなしを身につける努力は、凄まじいと思いました。
ストーリーも物語の終焉に向かう悲しみを抱きつつ、新しい歩みを進めるお話でとてもよかったです!
今作をシリーズ最高傑作にしようとした意欲作。 アクションは独特でチ...
アクション大作完結
4作やって来てアクションに絶対の自信を持って、
堂々とやり切った作品だと思う。
刀を使ったアクション映画で右に出る者がいないと
思う。ガンフーと言う言葉があるなら剣フーとでも
言うのか?…
が、しかしアクションは堂々としてるのに、
肝心のストーリーの方は薄いと言うか、
キャラ造形が深掘りされてないと言うか、
あまり魅力的ではなく京都大火編のような
惹きつけるものがなかった。
雪代縁以外のキャラはモブ感が強く、
どう言うキャラなのか分からないどころか、
顔も暗くてよく分からない始末。
雪代縁は難しい役どころではあると思うけど、
一貫してない感が強くハッキリしないキャラと
なってしまっていたように思う。
漫画のエピソードが持つ暗い部分に引っ張られて
アクションエンタテイメントのはずなんだけど
真面目になってしまったように思いました。
漫画の実写化は失敗が多い中、
海外も視野に入れた日本のアクション映画の筆頭で
ある事には間違いないと思います。
古典的な時代劇と斬新な殺陣の融合
見応え十分な作品に仕上がっている。本作は、古典的な時代劇の要素(静)に、アクション映画の様な斬新な殺陣の要素(動)を取り入れた、新しいタイプの時代劇シリーズの最終章である。静と動の要素に更に磨きが掛かっている。主演の佐藤健は、静と動の要素を見事に演じ切って新しいヒーロー像を創り上げている。彼の代表作になるだろう。
本作の主人公は、緋村剣心(佐藤健)。強敵・志々雄真実との激闘後は、東京の神谷道場で穏やかな日々を過ごしていた。しかし、そんな日々も長くは続かず、剣心に恨みを持つ雪代縁(新田真剣佑)達に、剣心、剣心の仲間達が襲われる事件が相次いで発生する。事件は次第にエスカレートしていき、剣心は、事態を収拾するため、縁との決戦に臨む・・・。
ストーリー展開に新味はないが、主役の佐藤健を始めとして、敵役の新田真剣佑、脇を固める、武井咲、蒼井優、土屋太鳳、青木崇高、江口洋介らの豪華俳優陣が、持ち味を活かした充実した演技で物語を牽引している。逆刃刀に象徴される人のために生きる生き方を貫き、苦悩しながら道を切り拓いていく主人公の姿は、求道者を彷彿とさせ、古典的な時代劇として堪能できる。
本作の売りである殺陣は、ハイスピードアクションの様な目まぐるしさである。特に主人公が大勢の敵を相手にする時の殺陣は豪快、痛快、斬新である。また、新田真剣佑の殺陣には、運動能力を存分に活かしたスピード感と迫力がある。さらに、主人公の操る逆刃刀は、斬るのではなく叩く動作になるので、斬る殺陣とは一味違う殺陣になっている。このように、本作の殺陣は従来時代劇の殺陣の範疇を遥かに超えている。殺陣というよりはアクションという言葉が相応しい。
ラストは予定調和ではあるが、シリーズの幕切れに相応しい、大人味の落ち着いた幕切れだった。穏やかな気持ちになれた。最終章は2部作であり6月公開作が最終作とのこと。物語が原点に戻るらしいので私は本作を最終作と判断する。
予想通りの展開。
真剣佑がとにかくいい!
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