「アクションも演技も良いのに…」るろうに剣心 最終章 The Final だるちゃさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションも演技も良いのに…
るろうに剣心のシリーズは全部見ています。
原作は一切未読ですが、シリーズが進む度に漫画色が強くなるというか、何でそんなに上手いタイミングであんたがそこにいるの?とか、さっき死にかけてたのに、何で急に元気になってんの?とか、さっきまで泣き喚いてたのに、何でケロッとして部屋に佇んでんの?とか、尋常な精神状態ではどう考えてもつながらない様な行動を、登場人物の殆どが、てんでバラバラにハチャメチャをやっているとしか見えず、ストーリーに集中出来ませんでした。
この違和感の原因は何なのか?
佐藤健の身体能力には舌を巻くし、その他の役者さんもすごく頑張っている。音楽も良いし、演出も悪いとは思えません。
全ての原因は、脚本と編集が、取って着けた様な辻褄合わせの仕方をしているから、ストーリー的には学芸会レベルになっている気がしました。
せめて、行動の前後関係が繋がる様な編集にして欲しかったと思います。
あと、あの時代の人が、マフィアという言葉を使っていたのでしょうか?時代考証にも違和感を感じました。
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