「キャラクターがよく生きている、良い作品」るろうに剣心 最終章 The Final 諏訪香代子さんの映画レビュー(感想・評価)
キャラクターがよく生きている、良い作品
日本映画の実写版に関して、これほど、よく、キャラクターに合う俳優さんを設定してくださったことが嬉しい!
原作を全て読み込んでいるわけではないですが、もともとアニメ版なども世代なため、毎回楽しみにしていました。
今回はビギニングの前振りのような、シーンが多く、個人的には巴との出会い編が、非常に好きなシーンなので、ビギニングでそれがどのように表現されているのか、期待しています!
また、巴役が有村架純さんということで、有村架純さんの妖艶な艶や、影のある役柄は、もともと好きな作品が多かったので、初めて知った時から嬉しかったです。
今はもう、有村架純以外に考えられないくらいの気持ちです。
また、佐藤健さんご本人が言っていたように、薫役の武井咲さんも、いい意味でブラッシュアップされていて、内に秘めた力強い女性像をよく表していたように思います。一作目で、薫役が武井咲さんと聞いて「おろ?」っと思っていた私でしたが、今作では、過去の剣心を受け入れなきゃならない薫の雰囲気をよく感じれて良かったです!
また新田真剣佑さんの見事な仕上げ方、コンディション、劇場いっぱいの肉体美は見ものです!
宗次郎が出てきたのは正直、なんか、詰め込んでしまった感が否めませんが、最後の剣さんと薫のシーンで、ようやく剣心が前を向けた感が表現されていて、すごくジーンとしました。
私的には映画館で見たい映画です。