「こうするしかなかったと思う。」るろうに剣心 最終章 The Final 座布団さんの映画レビュー(感想・評価)
こうするしかなかったと思う。
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原作ファンの皆さん、分かります。言いたいこと、僕もたくさんあります。
でもこうする以外僕はなかったと思います。あの原作のストーリーを2時間ちょいの時間でここまで纏めただけでも僕は満足です。
薫人形→剣心廃人化がカットされている事が原作ファンから大きく反発を喰らっており、自分も視聴直後は不満爆発寸前でしたが、あの限られた時間の中で絶望からの復活を描くのははっきり言って厳しいであろうという考えに至りました。
勿論、不可能ではないでしょう。ですがもし実現されていた場合、映画の尺を考えると廃人化からの復活までの時間と経緯がめちゃくちゃに短く、かつ雑に進められることになっていたでしょう。あのシーンはじっくり丁寧に描くからこそいいのであって、雑に描くくらいなら最初からやるなという結論に至っていただろうと僕は思いました。(伝説の最後編の蒼紫のように)
唯一受け入れ難いのは張が無駄に殺されたことでしょうか。あれは本当に意味がわからない。原作では可愛げのある憎めないあんちゃんというキャラだったのにガチクズ化した上に惨めに殺されるとは。
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