「漫画映画化の抜群の安定感と限界」るろうに剣心 最終章 The Final フラレオンさんの映画レビュー(感想・評価)
漫画映画化の抜群の安定感と限界
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漫画の映画化と言えば、駄作、迷作、珍作が多い 中、抜群の安定感がある本シリーズ。
今回もアクションとイケメンという二軸で十分に楽しませてくれる。
子どもの時にジャンプを読んでたオールドファンとしては期待以上のアクションで大満足。
観客が期待したことを期待以上に見せる。簡単なようで、妙な作家性とかこだわりを出すとダメな映画多いです。
イケメン期待の女子としても様々なイケメンが出てきて、更に神木隆之介の登場でお腹いっぱいでしょう。
が、そこから名作と呼ぶにはいろいろ壁が。
子どものときは気にならなかったが、姉の敵討ち一本で東京まるごと巻き込むにはいかんせん苦しい。
縁がただのシスコンに見えてくる。
あと、女性陣が信じられないくらい弱い。イケメンたちがこれでもかというくらい見せ場があるのに、回想シーンで美しさが強調されている有村架純以外、浮いている。
どの女優さんも本来は魅力的な方ばかりなんだろうけど。
ということで次回作に期待。
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