「とても素晴らしい時間をありがとう!!」るろうに剣心 最終章 The Final しゅんいちさんの映画レビュー(感想・評価)
とても素晴らしい時間をありがとう!!
公開初日の新宿TOHOシネマズ最終のIMAXレーザーで鑑賞。
★前の列の集団が映画が始まってもいつまでもベラベラ喋ってたのが邪魔でした。
★最高のFinaleでした。
刀狩りの張が出てくるのは原作ファンなので知ってましたが…宗次郎はサプライズ。
まぁ…神木くんは佐藤くんと仲良しだしね♪
圧倒的迫力で、原作をきちんとなぞらえながら、描くべきとこを描いてここまでのものになってたので…
ホントに最高の作品になってました。
監督も含めて、ホントにみんな剣心がすきなんだなぁ〜ってビシビシと伝わってきます。
そりゃ…
いろいろ言いたそうなヒトはいると思います。
薫が殺されて、失意のどん底に落とされた剣心が落人村で、うつ状態になってる間に、薫の墓を掘り起こした斎藤一や、佐之助、弥彦らが…実は薫の死は偽装されてて…死体は精巧に作られた人形てした!とか…
戌亥番神なのに…とか…
鯨波さん…とか
縁に、九頭龍閃が効かない理由とか…
確かに…いろいろ改変されてたりしてます。
個人的には、宗次郎と剣心が二人で楽しそうに雑魚共をバッタバタやっつけてるシーンはいらないと思ったけど…
(宗次郎ぽくない…というか神木くんでした(笑)あと…神木くんのアクションの切れが悪くなってたような…)それでも、帰りのエスカレータで
「宗次郎が出てきたシーンが良かった」と熱く語ってるカップルの男子を見かけたので…
監督の手腕だなぁと思いました。
この【人誅編】は、雪代縁の復讐と【追憶編】とよばれる剣心の過去が集約されてるものなので…
志々雄のような話よりも、どちらかというと、個人的な部分が殆どだったはずなので…
最後の戦いも原作では砂浜での戦闘で…
足場が悪くて、踏ん張りが効かないために、抜刀術を得意とする剣心には分が悪いという…なぜ、抜刀斎と呼ばれるのかという話にも触れてくるとこなのだけど…
そこは…確かに地味に映るということで…館内での激しい高さも合わせた3Dでの表現にしてるのも映画的で、観てるほうも圧倒されますし…
若い雪代縁のパワフルさを見事に演じきった真剣佑さんには拍手です!!
あなたは、雪代縁そのものでした。
だからこそ…時折挿入される次回作【The Beginig】の説得力もありました。
確かに【The Begining】も楽しみなのですが、あれだけ今回の【FINAL】に突っ込まれると…なんというか、ネタバレ感が半端ないですし…【The Beginig】のシーンを挿入されることで、今回、最高の泣きポイントになったために…
次回作での泣きが薄れやしないかとヒヤヒヤしてます。
でも…ホント
時代劇のなかでも、これだけの金字塔を打ち上げたので…
この【るろうに剣心】を越えるほどのチャンバラ映画はむずかしいのではないかと思いますね。
最高でした!!
幸せな時間をありがとうございました♪