「うーん、、、」るろうに剣心 最終章 The Final Kengoさんの映画レビュー(感想・評価)
うーん、、、
本音で書くとかなりがっかり。。。
過去3部作でしっかり内容を上手くまとめて人間ドラマを魅せつつアクションも最高の作品だっただけ期待値を高くして足を運んだけれど期待をかなり下回るクオリティだった。
というよりも尺が足りないのでは??
finalを2部作、the beginningを1部作の3部作構成の方がまだ良かったと思う。
無理やり詰め込み過ぎてて原作で肝心のシーンを削りに削りまくってる。
過去作で原作の台詞を発してる際の仕草をちゃんと意識した演出だったのに今回は無くかなり残念だった。
なので剣心や神谷道場の面々や縁の背景が薄く感じた。
各キャラクターを活かしきれてない。
例えば、序盤で「弥彦がもっと強くなりたいと稽古に励んでいる」という言及があるのに、弥彦は刃止めを会得しないし今回もお留守番。
蒼紫と八ツ目とのバトルも決着はつかず、蒼紫は逃げ遅れた人を庇って重症を負いフェードアウト。
斎藤は八ツ目がいるのに戌亥(代役)と戦っているし、そもそもステゴロで戦う戌亥(代役)には操か左之助をぶつけた方が戦いも映える。
なんなら左之助に至っては道場救出に間に合わず、縁に一方的にタコ殴りにされた挙句、最終決戦にも顔を出すだけである。
アクションも剣心vs縁といえば飛天御剣流vs和刀術なのに和刀術を匂わせるアクションもなし
基本、技名を極力出さずリアルで演出可能に魅せるのが実写るろ剣の醍醐味だけど今回そういったこともなくかなりガッカリ
剣心の解釈違いポイントも大きい。
「剣と心を賭してこの戦いの人生を完遂する」という答えを見出さぬままに決着をつけてしまったことが何より納得がいかない。
縁との初戦は答えを出さずに戦ってしまったことで敗北を喫してしまったので、そこを「未だ償いを見いだせずにいるが、この先の人生をかけて探す」という方向に切って欲しくは無かった。
決め技も九頭龍閃+空中?天翔龍閃だったけどあっけなすぎる。。虎伏絶刀勢は?
倭刀術の再現を何より楽しみにしていた身としては、せめて絶技の再現はして欲しかった。。。
つまるところ構成が全体的にツギハギじみていて、「ここがあれば/無ければ」もっと良かった…というポイントが非常に多い作品だったと言える。推し作品の完結編ということや、高評価を出せる点、そしてシークレットゲスト神木くんを加味しても、星3と言ったところが妥当。
まぁこの後、追憶編を
控えているんで!!!
幕末なんで!!!巴なんで!!!
儚い愛の物語なんで!!!
早くThe Beginning が見たいんじゃ!!!
十字傷を自分で付けるOVA版採用してくれてありがとう!!!
まさにおっしゃる通りです😁
各キャラの活躍のなさや倭刀術を真剣ならやってくれると期待していたので
アクションは良かったとは思うけどそこばかりで心情などの描写が弱かったかな〜
残念でした