「貴族と庶民」あのこは貴族 アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)
貴族と庶民
元々お嬢様の華子と地方から大学進学で東京に出てきた普通の女の子の美紀。2人の対比がハンパない。確かにお茶しない?と誘われて行ったら,午後のお茶で4200円。感覚違いすぎます。親のお金で進学しおぼっちゃまの幸一郎がノート貸してと言われて貸した美紀。美紀は親の仕事の都合で自分でバイトしながらの生活の中、きちんとノートをまじめに取っているのに。不公平だなあ〜後の2人の会話からそのノートは返さなかったようだし。幸一郎、とんでもないヤツです。
美紀と幸一郎は少しの間付き合っていたが、幸一郎は美紀の育ちをおそらくわかっていたのだろう、下にみて,本気ではなかったのだろう。華子の友達の逸子が華子と美紀を合わせなければ、美紀は何も知らず、幸一郎は上手く二股かけたんだろう。あの逸子の行動はなかなか男前で素敵でした。
幸一郎と結婚しても、すれ違いを徐々に感じる華子は結局離婚を切り出す。おそらく初めての自分の決断なのでは?おそらく、一人で暮らし、自分の物、自分の好きな物に囲まれて暮らしているんだろう。もし、実家に帰っていたのならちょっとずっこけます。
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