「美しい所作=上品なだけではない」あのこは貴族 モトコさんの映画レビュー(感想・評価)
美しい所作=上品なだけではない
上流階級の華子。地方から上京してきた美紀。2人の育ち、環境の差はひとつひとつの所作を見るだけで十分に感じることが出来る。
一般的には美しい所作とは、上品で品のある所作のことを指すと思う。ただこの映画においての美しい所作とは、華子、美紀、どちらにも当てはまるのだと感じた。
上京し、外的な要因で自身の道が絞られても、もがき続ける水原希子の所作も人間らしく、生を感じる、美しい所作だった。
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