「同じ東京タワーを観ている」あのこは貴族 flipperpinballさんの映画レビュー(感想・評価)
同じ東京タワーを観ている
岨手由貴子×門脇麦×水原希子「あのこは貴族」2人が初めて同じ光景を観るシーンで美紀(水原)が華子(門脇)に語る言葉がこの映画の全てを表していたと思う。ジェンダー、家長制度、地縁、血縁、因習、人を抑圧して可能性を奪うシステムに対して、抵抗のスタートラインに立つ人たちの物語。
当然、門脇麦と水原希子は素晴らしいんだけど、「朝が来る」でも光っていた山下リオが素敵でした。あと、「キッズ・リターン」「佐々木、イン、マイマイン」に続く、チャリ2ケツ名シーンが誕生していたことも記しておきたい。
もうひとつ書くと、「関西人はまたこんな扱いかよ!」と某シーンで少し泣いた。
コメントする
ぴくにっくさんのコメント
2021年3月17日
関西人の扱い方、私も不満…。紳士的な方々も沢山いるしおば様方も穏やかで優しい人達が沢山いるのに〜
私、転勤族でいろんな土地柄を知ってるけど、関西人のイメージが違いすぎてコメ主さんに共感します。