クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代のレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
前段にマーラーの交響曲5番、第4楽章
アダージェット
で
ほぼ最後に
モーツァルト レクイエム。
共和制が設立して、ハプスブルク家は崩壊す
それが
1918年って事は、実はもっと深刻な時代を迎える事になる。
ファシズムとナチズムの台頭と言う事だ。
つまり、ウィーン分離派はこのあと衰退をたどると言いたいだろうが、しかし。
ジェームズ・アンソール
エゴン・シーレ
グスタフ・クリムト
ジョージ・クロス
と繋がり(僕の持論)
同時に現代アートは大きく花開く。
勿論、音楽(ドイツを中心とした所謂クラシック)はドイツを離れる(?僕の持論)
ある意味に於いて、ウィーン分離派でのきらびやかなバカ騒ぎは、1929年の世界恐慌を予感させる出来事と思っている。
もうすぐ、世界恐慌から100年。ナチズムが誕生して100年である。
さてさて。
よかった
クリムトとエゴン・シーレに興味があって見たのだけど、当時のウィーンについての映画で、二人の画家については期待ほどではなかった。若い時は売春婦や下層の女性と付き合って、年頃になったら上流階層の女性と結婚するのが当たり前みたいに語られており、ひどい。シーレのモデルの扱いがパワハラ。
音楽がうるさい
ドキュメンタリーとしては余計な描写、演出が多かったな。始めから、モーツァルトのオペラの曲がかかっていて「何?」と思った。その後も比較的有名なクラシック曲がひっきりなしにかかって、そのうえ吹き替えだったので、耳は開けてなければならなかったのが苦痛でした。モーツァルトやヨハン・シュトラウス、ベートーヴェンがよくかかっていました。
柄本佑がナレーションて書いてあって、純粋にナレーションならまだしも、案内人が画面に出過ぎ。
ドキュメンタリー作品ってよく観るんだけど、これはだめだね。
ただ、クリムト、シーレの絵、見たことがない物も見れたのは良かったけど。
クリムトはすぐ終わってシーレの方が多かったので、題名もクリムトを前面に出すのはどうよ、という、いろいろ残念な映画でした。
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