「左招きは人招き」ザ・レセプショニスト Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
左招きは人招き
カードは止められ仕事も見つからずという状況の台湾人女性が、口利きされた場所へ行ってみると買春宿で仕事を断るも、同棲中の彼氏も失職したことから嫌悪感を抱きつつも彼氏には内緒で裏方仕事に就くストーリー。
家族の為、生活の為、金の為に働く娼婦達と接し、その世界をみることで、自身は体を売らないまでも慣れて良くも悪くも変わっていく主人公が、生々しく感じ自分に素直に見える。
彼女のその生活の終焉は、最悪な結末や先行きのことや故郷のこと等、偶々様々な出来事が重なったそのタイミングだけが切っ掛けにも感じるけれど、間違いなく一皮剥けていて希望を感じた。
コメントする