「わたしも光をにぎりたいものです」わたしは光をにぎっている アサシンⅡさんの映画レビュー(感想・評価)
わたしも光をにぎりたいものです
ひとりぼっちの松本穂香が親戚の光石研が経営する銭湯に引き取られ、周辺の商店街のひとたちと交流するものがたりです。
映画の間の取り方が絶妙で、映像も演技も自然で丁寧につくられています。
なぜか、ほとんど遠巻きに撮られているので表情を読みにくい。
それが演出なのか、結末では、数センチまで近づいて観ても松本穂香が微笑んでいるのかすら判別できなかった、鼻の穴が開いたのはわかったけど。
なんだか、ほのぼのとしました。
形のあるものは有限だけど、ことばや心は光で無限で、それを握っていたら希望があって、そんなことを言われると、なんだかほっとしました。
良い映画でした。
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