「その場面場面の空気を感じる映画」わたしは光をにぎっている ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
その場面場面の空気を感じる映画
時の流れに、人も物も、何でも抗うことはできない。無情に時が過ぎ、人も物も形を変えていく。それは過去も未来も、たった今生きているその刹那もすべて同じである。
だけど不思議なことに人は、そこに存在する
(存在した)時間を機械的に等しく感じたりはしない。掛け替えない何か(思い)がその時間に加われば掛け替えのない長い時間(記憶)に変化する。
その掛け替えのない空間に自分を置くことこそ生きる(居きる)ていうことなんだろう。
その空気を映像を通して感じることができる、それがこの映画の良さであると思います。
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