「【まさかの”スマ落”パートⅡ 存外に(すいません)面白かった理由を考える。】」スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【まさかの”スマ落”パートⅡ 存外に(すいません)面白かった理由を考える。】
第1作目も勿論、面白かった。
が、今作を観ようと思った理由は、
1.成田凌が冒頭から狂気の殺人鬼を演じている(らしい)
→一作目で逮捕されているのだから、当たり前であるが、狂気の成田凌 を観たいという事。
2.音尾琢真が”怖い役”で出演する(らしい)
3.井浦新が重要な役で登場する(らしい)
の3点である。(千葉雄大さん、白石舞さん、すまない・・)
以下、ネタバレに近いので未観賞の方はここまでにしてください。
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<結論>
序盤はスロースタートで、幾つかの状況設定に呆れる。
・浦野を見張る刑事の、先の展開が簡単に読めるダメダメさ。
・警視庁のセキュリティがMによって、ハッキングされる場面。そんなに簡単に行く訳ないようなあ、と思っていたらこれはヤラレタ。
・ホワイトハッカーのやられ方。
が、後半面白さがやや増してくる。
・前作では語られなかった加賀谷刑事(千葉雄大)の少年時代の母親との歪んだ背景が露わになり、その老いた母親との関係性に悩む部分と母親から語られる真実・・・
。
・真犯人の犯行理由が歪んだ愛情の結果だった事。
・井浦をギリギリまで謎のままで持って行った事。(感の良い方は気付くかもしれないが・・)
・期待した3名の方は安定して良い。(矢張り、成田さんかなあ。)
<あのラストは、三作目もあるのか? 今作レベルであれば観たいし、前作のレビューでも書いたが、きっと公開されたら見るんだろうな。毒を食らわば皿まで・・。(制作関係者及び俳優の方々、重ねてすいません。でも、面白かったです。)>
NOBUさんへ
TVと劇場映画が、WIN-WINになる様な棲み分けは可能なはずなんですが、今はTV業界に映画が利用されている、映画界がTVと広告代理店に依存し過ぎていると思います。