「一筋縄ではいかないわよ」9人の翻訳家 囚われたベストセラー shokotenさんの映画レビュー(感想・評価)
一筋縄ではいかないわよ
フランスミステリーと言いましょうか。
面白かったです。
この件に関わる人達それぞれの
思いが絡み合って、途中から
え、え、どーなるの〜⁈で、
最後は、ほほ〜う…
と唸らされました。
わたし的に希望を述べさせて
いただくならば、9人のそれまでの
人生が垣間的にでも映像で、
付け加えられていたら、作品に
ボリューミーさが出たかしらと感じます。
フランスという国は、他の作品を
観ても、文学や活字に対する思い入れが
とても強いよに思います。
出版界のしくみや、また作家、翻訳家の立場や
思い入れがよくわかったし、人生さえ
色濃く絡み合う描写は、さすが!でした。
良いとか悪いとか、線引きしない
曖昧さがフランス的ミステリーかも
しれませんね。
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