「余韻がほしかった」9人の翻訳家 囚われたベストセラー コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
余韻がほしかった
犯人像と犯人役はすぐにわかったけれど、動機がわからず、最後に「なるほど」という展開は上手かった。
ただ、登場人物が多すぎて、キャラクターを深掘りしないため、表面的な事象でダラダラ時間だけが過ぎていく前半が眠いくらいかったるく。
要素詰め込みすぎな後半の謎解きが、よく言えばスピーディ、悪く言うと駆け足すぎて説明的に終始し余韻が薄くなっていたような。
個人的好みの話ですが、前半にスピードを後半に時間の余裕が欲しかった印象でしたわ。
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