劇場公開日 2020年7月3日

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「ウィルソン・イップ監督とドニー・イェンの代表作」イップ・マン 完結 大輔さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ウィルソン・イップ監督とドニー・イェンの代表作

2020年7月5日
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鑑賞方法:映画館

初めてウィルソン監督を知ったのは、映画雑誌で特集され見に行った狼たちよ静かに眠れでした。新宿歌舞伎町の古びた映画館で夜の9時くらいから見て
そのまま4回連続みて朝の四時くらいに劇場を出たのを覚えています。あれが2005年か2006年頃でした。ドニーとサモハンのアクションシーン、作品のテンポと残虐で誰も救われない物語…なんか懐かしさと新鮮さが混同しており最高で、ずっと見ていられると思いました。
それから5、6年たち劇場公開されなかったイップマン 一作目と二作目をブルーレイで見ました。大分 洗練され、映像美とストーリー、アクション、そしてドニー=イップマンという当たり役!
本当によい作品を見た瞬間でした!
残念だったのは劇場で見ていない事です。
それから6年後 イップマン継承を新宿武蔵野館で見て、マスターZも武蔵野館でした。
正直、作品は良作なのに 劇場公開される数の少なさと小さいスクリーンに不満がありました。
今回、コロナがあって5月の公開が延期されての7月3日。
ようやく見れたのは立川シネマシティ
シネマツー 一階、386席
しかも極音上映。アクションシーンでのスピード感や物と物とがぶつかる音がとてもはっきりくっきりで最高でした。
史実に乗っ取ってないため逆に自由に
イップマンを堪能できる作品です。
個々の演者の魅力、特に中華総会の会長ワンとその娘、ルオナンが好きなキャラクターです。
元々 ブルース・リー好きの人間からすればかなり見ていて、ロングビーチのデモンストレーションの様子や、ドラゴンへの道などオマージュがたっぷりで見ごたえありました。
ユエン・ウーピンありがとう
川井さんの音楽が一作目から続いてくれて本当に良かった。
美術の方々、とにかく美しい画をありがとう。
監督のファンです。

最後に、ワンチャイ天地大乱からドニーを初めて見てからこんなスターになるなんて思いませんでした。今回の作品のラストは涙出ました。
特に前回亡くなった奥さんと…
ドラマとして本当に大好きな作品です
また一作目から順番に観賞していきたいと思います。
ありがとうございました❗

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大輔