「終わってさみしい」イップ・マン 完結 talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
終わってさみしい
イップマンが大好きになったのに、終わってしまって悲しい。本当に「さよなら」だとは思ってなかった。でも、若い二人はこれから、出会うことがあるかどうかわからないけれど、強く、自信を持って生きていってほしい。4作通して、イップマンの柔軟な考え方がとても好きです。でも、4作通していつも思ったのは、対決するとき、なんですぐに家の中とかで闘って、調度品とか家具とかメチャクチャにするんだろう?道場とかに行かないと、どんなにお金持ちでも大変だろうに。イップマン序章の時に、奥さんが、壊さないで!と言ってた気持ち、よくわかる。
「撮影しなさい」の言葉に、涙が止まらなかった。「写真撮りましょう」の奥さんの思いをバトンタッチして息子に渡したんだろうか。黙々と動くイップマンの姿は美しかった。
革靴・大仰な表情・攻撃的・男女ともあまり美しくなく見える・知的でなく見える白人アメリカ人 vs 布の靴・沈着冷静・同胞思い・男女とも美しく見える・大袈裟でなく静かな表情の中国人、というのは、わかっちゃいるけど紋切り型で、ちょっとつらかった。だから、今の香港のことを、この映画制作に関わった人達は、どう思っているのか知りたい。
どういう経緯で空手が米軍に浸透したんだろう?空手が何だか醜い格闘技に見えた。日本の格闘技のこと、あまり知らないけれど(「闘わずして勝つ!」の柔道の嘉納治五郎のことを「いだてん」で初めて知った位だから)。
人が座らない座席に、イップマンの写真があって嬉しかった。みんな、写真撮ってた。
今晩は
そう、刈谷日劇です。土日の急な会議の後に(まさに今日!)、見たかったのに見れなかった映画をかけてくれている、西三河が誇るミニシアターです。
3が付く日は鑑賞代金、1000円です。(またまた、今日!)
映画の選択もセンスが良いです。
運営されている方のオリジナルレヴューも素晴らしいです。
尚、私は関係者ではありません・・。近隣の企業で働くモノです。
では、又。