「映画単体では無理がある」鹿の王 ユナと約束の旅 まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)
映画単体では無理がある
原作未読で観賞。ついていくのに精一杯で、楽しむ余裕はありませんでした…。
壮大且つファンタジーな世界観で繰り広げられる物語は、宗教的思想と医学の対比、人間たちの争いや、神秘的な自然の意志などが描かれていましたが、一つ一つへの理解が不足したままどんどん話が進んでいくので、序盤から置いてけぼりに。
主要キャラクター4名中3名が全然喋らない(寡黙または幼児)こともあり心情はなかなか読み取れないし、ヴァンとユナが心を通わせるのも急足で感情移入はできず。クライマックスもかなり駆け足で、よく分からないまま終了…。
あくまで原作小説の挿絵的な立ち位置の作品に感じました。ジブリライクなアニメーションは美しかったです。
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