「突っ込みどころは各々あるとしても…」僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング Garukoさんの映画レビュー(感想・評価)
突っ込みどころは各々あるとしても…
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充分満足できた作品だと思います。
原作既読者(単行本)であれば、今作の全体のキャラの流れなどは納得いくものだとおもいます。
ホークスが出てきたときはちょっと感動しました。こう、アニメの先取りで観れてちょっと得したな、と。
最終決戦でのデクの「もう、これしか勝つ方法はない」の台詞は山下さんの力量を確と感じました。感情移入がとてもしやすかったです。
ワンフォーオールの譲渡は非常に震える展開でした。
堀越先生が、最終回に使いたかったネタの1つと仰っていたのはSNSで知っていたので、
このまま爆豪がワンフォーオールを手にして、彼がヒーローとして活躍するシーンで終わるのかなという誇大妄想を映画を観ながら考えていたわけですが、どうやらデクに戻ったようで安心しました。
この作品は「僕の」ヒーローアカデミアですもんね。
アニメ・漫画作品において「奇跡」なんて振り返ればどのシーンにも溢れています。
ですから、結果デクにワンフォーオールが戻ってきたのが「奇跡」だとしても何ら問題はないのです。あくまで作品です。特典にデクに個性が残った説明もあるので納得。
ただ、オールマイトが「奇跡」と言ってしまったのが、まずかったかなと。賛否両論分かれるだろうなとここで思ってしまいました。
ですが、私個人としてはとても楽しめ、涙することができる作品でした。
前作に比べて、もう2、3回観に行こうと思える作品でした。
原作の最終回がますますハードル上がりそうですが、これからも楽しみにしています!
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