「聖地巡礼が捗るな」空の青さを知る人よ 褐色の猪さんの映画レビュー(感想・評価)
聖地巡礼が捗るな
あおいとミチンコ2人ガンダーラは魅せた、かっこいい!
序盤の街中でのベース練習場面も良かった。
物語は原作小説など無い様ですがライトノベルで充分通用する位、誰もが主人公となる青春群像劇、シンプルでライトな大幹、刺激的な構成が巧。
背景作画は実写と彩画のハイブリッド、
昨今は海外アニメーションでも試行されていて国内でも先の「薄暮」では興味惹かれたが、これは易い実写映像の手前にアニメキャラを置いただけ感強く、「心が叫びたがってるんだ。」から粗進歩無し、あと何と言っても車が酷い、アニメーターと言えはメカ・クルマ・バイク好きって印象が(勝手に)あるが、このアニメ製作者達は車嫌いなんでしょうか。
人物描写は画面中央さえ見てれば其々アップになり現在の心情を語ってくれる安心安定なカメラワークisジャパンスタンダード、
キャラの設定は鉄板ですが悪くない、
挿入歌たちはライトな青春群像劇にマッチしてるでしょう。
良い物語です、実際私も中盤以降は泣きながら観てました、ただこの脚本さん達は然程アニメに思い入れがないのでしょう、アニメーション作品を創る為の脚本とは言い難い(必要になりそうな作画は最後の大ジャンプ位、でもあれ要らんでしょ)、
声優に俳優使う位ならその俳優さんでの実写映画で良かったんじゃないでしょうか。
実写映画化されればそれも観てみたい。
コメントする