「アニメだけど働き盛りの大人たちに捧げる映画?」空の青さを知る人よ Smart Sexy Styleさんの映画レビュー(感想・評価)
アニメだけど働き盛りの大人たちに捧げる映画?
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私の主観的感想なので間違っているかもしれない。
この物語の主人公の(高3?)女子高生の視点で物語は進んでいくがキーパーソンのシンノ君と慎之介さんがこの物語を紡いでいるのである意味でこの男が主人公なのかもしれない。
それでもやはり最大の見せ場は、後半のテーマソングと共に描かれる主人公とシンノのひとときの淡い想いを通わせるシーンだと思う。
「あの花」で描かれたメンマとジンタンのような互いを想う強い絆とは違い、実らせることが出来ないという辛い結果を知りつつも後輩女子の不器用なアツイ気持ちをそのまま受けとめる先輩男子の包容力感が表現されてて清々しくも儚げで、それをスクリーンいっぱいに空の青さで表現されていてとても美しかった。そして、その場面の終盤にポツリと「空、青いね。」が物語と観客の心を強く繋げた最高の台詞だと思う。なぜなら、私はその台詞で中学の頃の淡い気持ちを思い出させてもらえれたから。
すごく泣ける映画というわけではないが地元の仲間や故郷、家族、学生の頃の自分など、ノスタルジックな映画でした。
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