「吉沢亮」空の青さを知る人よ ほほほさんの映画レビュー(感想・評価)
吉沢亮
何はともあれ吉沢亮くんて凄い!
本人のあの顔で、この声この演技がどうやっても結びつかない位、キャラクターにピッタリはまってたし、こんな人も居るんだなと感心しながら見てました。
今思い出すと、どっかで聞いたことあるようなストーリーだったけど、岡田麿里の力なのか、見てる間はそんなこと考えなかった。
あおいのキャラクターは魅力的でした。言葉選びも独特で、自分には新鮮だったし、今の子供達の言葉や行動って、こうなのかな?(ホントはどうだか知らないけど)て、思うようなリアリティーがあった。
残念なのが、背景美術が好みでは無かった。
写真か?トレスか?と思うような、そんな絵が、逆に気になって。
どうせ綺麗な風景を見せるなら、アニメなんだし、もう少しだけ誇張した綺麗な風景で良かったんじゃ?
自分が盆地の風景の、なんとなく閉鎖的の感じに思い入れが無いから、響かないだけかもしれないけど。
タイトルの「空の青さを知る人よ」の「青さ」も感じられなかった。
「井の中の蛙──」は名言だなー!と思うけど、スクリーンからは青さは全然感じられなかった。
ストーリーは青くさいけど。
今回は終始世界が狭く、クライマックスでもスカッと広げようとしてるみたいに見えるけど、自分にはその盆地の暗さというか、こじんまり感というか、寂しさというか?そんな雰囲気がして残念だった。
クライマックスで世界がスカッと広がれば、エンディングで「ん?」て思わなかっかも。
あと、しんのが暇を潰すのが困るような発言をするので、トイレはどうしてるのか?とか、たまに筋トレとかしてるのか?とか、変なこと考えてしまった。
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