「全てが現実なのだ」世界の涯ての鼓動 みつさんの映画レビュー(感想・評価)
全てが現実なのだ
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生命の誕生を研究するために命を懸けて海底の奥底に挑む女と爆弾テロを少しでも減らすため命を懸ける男、このふたりがホテルで出逢い濃密な5日間を過ごす。
こんなロマンチックなシチュエーションを考え、表現できる人は羨ましい限りだけれど、出会えただけでもよかった。また、いつものように映像が素晴らしい!
ヴェンダースは天使とサーカス女を恋させたり、子供と一緒に母を探し父や男である自分を取り戻したり、盲目の母親が初めて自分の息子を「観た」という感動だったりを届けてくれる私にとってかけがえのない監督なのだ。私のヴェンダース評はちょっと偏っているので、あくまでも強い個人的な感想です(笑)。映画好きの姉もヴェンダースは寝てしまうらしい。
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