ファイブ・フィート・アパートのレビュー・感想・評価

当たり前に触れ合い、愛し合えること自体が、どれほど素晴らしいことなのか──本作はそのことを強く感じさせてくれる映画です。

同じ肺の病に苦しみながら恋に落ちた2人。しかし、細菌感染のリスクから、彼らは1.8m以上近づいてはいけないという厳しいルールがあります。

ただでさえ制限の多い入院生活の中で、好きな相手に触れることすらできない。その辛さは想像を絶するものがあります。

観終えて、日々の些細なことを当たり前と思い込み、気にも留めず過ごしていた自分の傲慢さに気づかされました。
幸せな日々は決して当たり前ではない。 その大切さを静かに、そして確かに教えてくれる作品です。

なお、明るくハッピーなラブストーリーを求めている方にはあまり向かないかもしれません。切なさと痛みを伴う恋を通して、日常の尊さを考えさせられる映画です。

最近は、VFX駆使したものやら、人間味を感じる作品を見てなかったせいかとてもグッときました。
主人公2人が可愛く綺麗なのもはまる要素✨
難病もので菌が伝染るとダメって事で1.8m離れていなければいけない2人の恋愛
儚い美しいお話しです
突っ込み所も含めて可愛い小作品でおすすめです
泣きたい人はどうぞ。。

嚢胞性線維症とセパシア菌という聞き慣れない病名と菌の名前で検索したら「ザ！世界仰天ニュース」というサイトの「キスを選んだケイティ」というページを見つけた。どうもこの二人のケースをモデルにしているらしい。ぜひ検索して読んでみてほしい。現実の二人は映画とは違う選択をした。

感動できる部分もあったけど、最後が私的にはちょびっと気に入らなかったなぁ😫😫

実際の闘病生活はこんなにキラキラしてて良いものじゃないと思うのでリアリティがないことは置いておいて…

前半とても好き。
ツッコミどころはあるが、登場人物に感情移入したりして夢中になって観た。暗い話もあるけど、闘病中でない人も十分共感できる。主人公に良いことがあればニヤニヤして、悲しいことがあれば泣いて一緒に楽しめる。

クライマックスはさすがに盛りすぎ。
自分が物語からフェードアウトして冷めていくのがわかった。やりすぎて一気にチープな感じに…残念。

恋空とか君の膵臓を食べたいを思い出した。