劇場公開日 2019年4月6日

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「雰囲気グロサスペンス」脂肪の塊 吉野さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5雰囲気グロサスペンス

2020年12月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

寝られる

 B級なら許せるような酷い点を。
背景の音楽が単調、かつ音量が大きくて雰囲気ぶち壊し。みんなセリフ棒読みすぎ、特にボソボソと喋っていて声が聞き取れないDV男や、声のトーンが発表会みたいなストーカー男がひどい。DV男の他の方々、立ち方や仕草・表情含め全然役っぽさがなかった。

 次に良い点を。
画面の色というか、パッケージもそうなんですが、雰囲気がホラーサスペンスっぽくて騙されました。部屋の色や女性の服など柄物が多く、画面も暗いのに、なぜただ赤い血が引き立つのか全くわからない。感心しました。
ストーリーの題材っていうんですかね、掴みの部分?は面白い。カルト信者やDV男、謎のポリバケツの夢って興味惹かれる単語の割に、演技任せでセリフあまりないので、説明する人や会話シーンが多めにあったら何か変わったかもしれないと思えるくらいはよかったと思います。

 普段洋画ホラーを見ている自分個人からすると、ゲームの周回、爪を切る等の手先を使う作業しながら、垂れ流して見る分にはちょうどいいかな〜と思う映画です。
 誰かと見たり、しっかり一人で見る分には向いてないので低評価。

吉野