「現時点で書けることは余りなく」The Crossing ザ・クロッシング Part I つとみさんの映画レビュー(感想・評価)
現時点で書けることは余りなく
6人の男女が歴史(主に戦争ね)に翻弄されるラブロマンスで、どちらかといえばストーリーはイマイチだが、二度の戦場場面と演出を楽しむ作品かなと思う。
ジョン・ウーがロマンスを撮るとこうなるんだなと思わずにはいられない、少々オーバーな、インド映画のような仰々しさで、鳩の代わりに花びらや雪を舞わせる、いつものアクションシーンのノリで撮ってたね。スローモーションはあったかな?ちょっとわからない。
シリアスな場面なのに、その大袈裟な演出のおかけで笑いが出てしまう。しかしそれはダメではなく、ジョン・ウーの作品を観てるんだからその程度はしてもらわないと困るわけで、何かちょっと笑っちゃうくらいが丁度いいのだ。
ストーリーのほうは、主要人物が多いのでどうしても散らかってしまう印象。
歴史ドラマなので歴史の流れを見ろってことなのかもしれないが、キャラクターの流れに核がないので何を見ればいいのやらと感じてしまう。
まだ前半だけなので現時点ではなんとも言えず、星は少しサービス。
とりあえず、何となく長澤まさみが見たいと思って観始めたので、あまりの出演時間の短さにガッカリした。part2に期待するしかない。
あとは更なる、もっと爆笑してしまうようなジョン・ウー節にも期待。
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