「まさにリアル・・」アポロ11 完全版 徹2001さんの映画レビュー(感想・評価)
まさにリアル・・
アポロの映画・テレビ・著作は結構見てきたけど。新しい発見が随所に。
1)司令船の頭部に装着されている、「脱出ロケット」が意外に大きかった。
2)管制センターのチームは4チームあり、24時間4交代制で管制をおこなっているが、今回の映画では「ホワイト」「ブラック」「グリーン」のチームが管制をおこなっているところが見られる。特に、管制チームがその引き継ぎをおこなっているところを見ることができた。(それぞれのチームが完璧に仕事をこなすことは当たり前だが、途中であっても・どんなに深刻な事態が起こっていても、必ず引き継がなければならない。それはアポロ13号の時も同じであった。)
3)バックアップクルーとして、この後アポロ13号の船長を務めることになる「ジム・ラヴェル」がスーツ姿で写っていた。(当然だが、事故が起こることはまだ知らない)
4)オペレーション棟1階にある、リアルタイムコンピューターセンターのPCを見ることができた。(巨大だった・・それでも、今の一台のスマフォにも多分劣る性能)
5)月着陸船が月面に着陸する寸前のアラーム1202は意外に短かった。よくその時点でアポロ乗組員も・地上でも、判断したな・・(管制チームも分からず、支援している製造部門も分からなかったのに)
6)アームストロングが月着陸直前、操縦を自動から手動に切り替えたのは、とっさの判断。管制センターへの報告は事後であった。
※というわけで、もう1回見に行きたいと思いました、新しい発見を探しに。
コメントする