「超マイルドSEVENTEEN’S MAP」夏、至るころ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
超マイルドSEVENTEEN’S MAP
太鼓に勤しむ男子高校生が「幸せ」とは何かを考える話。
何でもこなしかっこ良い友人の泰我が、受験があるからと太鼓をやめると言い出して、一方翔は何も考えられず、「〇〇になりたい」というなりたいもの、思いを問われ、空気と言い出してというストーリー。
翔を軸にストーリーが展開して行くけれど、無表情、無活力な上に、思想を述べるどころか、それ程多くを語らない人物であり、悩んでいる様があまり伝わってこず。
泰我の吐露でやっとモヤモヤが拡がった感じがしたけど…。
翔の人物像が泰我の思うそれと重ならない…。
しかもそこ、キレるところでも…ねぇ。
まあ、青春のむず痒さみたいなものは伝わってきたし、こういうのは嫌いじゃないけど、ちょっと起伏が足りないし、登場人物の魅力も足りなく感じた。
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