「これは傑作だ(と共にとても良い映画だ)。早くも今年のNO.1?(勿論、私にとっての)」幸福路のチー もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
これは傑作だ(と共にとても良い映画だ)。早くも今年のNO.1?(勿論、私にとっての)
①『ガッチャマン』が出てきたのにはビックリした。台湾でも放送してたんだ。②よく人は「“幸せ”になりたい」という。結婚の時には「必ず“幸せ”にします」という(まあ、これを言わないと親が得心しない『社交辞令』でしかありませんけど)。では“幸せ”とは何なのだろう。抽象的な意味での“幸せ”ではなく、具体的にどういう状態が自分にとって“幸せ”な状態なのだろう、と最近よく考える。③歳を取って振り返ると子供時代は“幸せ”だったように思う。でも子供時代は未来(大きくなれば)に“幸せ”が待っているように思っていたようにも思う。④従い、チーのように、今が自分にとって“幸せ”なのかどうかを、いま自分は子供の時に夢見ていたような大人になれているかどうか、で計ろうとするのは大変普遍的な事だと思う。④勿論、子供時代に夢見たような大人になっている人など殆どいないだろう。では今の自分は“幸福”なのだろうか“不幸”なのだろうか。その心の折り合いの付け方を、この映画はアニメ映画のイマジネーションで持ってとても普通にそして豊かに描いていると思う。観ていて最後まで多幸感が途切れなかった映画は久しぶりである。⑤惜しむらくは勉強不足のため台湾の歴史的背景、政治的背景がよくわからなかったこと。もっと勉強して再度鑑賞したら又違う面白さを味わえると思う。⑥私の“幸せ”、それは勿論映画を観ること。そして“幸福”を感じる一瞬、それは映画が始まる前にほんの一瞬映画館が真っ暗になる一瞬🎵
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