「優しい映画」甘いお酒でうがい ユウコさんの映画レビュー(感想・評価)
優しい映画
「捨ててよ安達さん」が面白かったので、同監督の作品ということで観に来ました。
ストーリーは、ハイミス(死語)の日記という形。淡々とした日常に少しのサプライズ。どうかすれば自意識過剰の鼻持ちならないものになりかねないのに、ヒロインの慌てず騒がずのフラットな姿勢がとても慎ましく見えて、優しくて切ない。(子供のことやお母さんのことが時々はさまるが、おそらくどちらも失われている)
それを支えているのが、空や雨音や人の声。いいことあったときの鈴のような音。そういった演出が今のようで思い出のような、そんな切なさをかき立ててくれる。
そして、なにより、若林ちゃん!!私も若林ちゃんみたいな友達がほしい。
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