「【男性は女性の心と、身体が分からない・・。けれど、理解するように努力しなければいけないという当たり前のことを、コミカルに描いた作品。沁みました、反省しました・・。】」生理ちゃん NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【男性は女性の心と、身体が分からない・・。けれど、理解するように努力しなければいけないという当たり前のことを、コミカルに描いた作品。沁みました、反省しました・・。】
◆男から見て、”グー”で殴りたくなった男
・アオコさん(二階堂ふみ)が働く編集部の、編集長らしきファッションセンス皆無の男。
- 君が私と働いていたら・・・、ファッションがどうのこうのと言っている暇がないほどしごいてあげるね・・。年上だけれども・・無能そうだから・・。
(上から目線ですいません・・)-
◆男から見て、”パー”で叩きたくなった男
・アオコさんに、プロポーズした男クボ(岡田義徳)
年頃の娘かりんちゃんがいながら、かりんちゃんの気持ちを気遣うふり(多分、本人に自覚なし・・)をしつつ、アオコさんと一緒になりたいと・・。
- あのなあ、妻を亡くした後も一人でアオコさんと妹を育てた、父の姿と言葉を聞けよ!
”お父さん、再婚する気はなかったの?Byアオコ”
”お前たちが居たから、充分だったしな・・By お父さん”
妻を亡くした人の再婚を否定する積りは毛頭ないが・・、タイミングを考えろよ!
アオコさんが、クボを結婚の対象として外した事は当然であろう。
アオコさんのお父さんと、クボとでは、”男としての格”が違うよな・・。-
◆男から見て、こつんと頭を叩きたくなった男
・アオコさんの若き同僚、ヤマウチ君。
- 良い奴である。だが、ヤマモトさん(伊藤沙莉:どんどん、素敵な女優さんになっていくなあ・・。)の気持ちをもう少し、考えよう。ー
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■魅力的な可視化したキャラクター
1.何といっても”生理ちゃん”ですね。凄いなあ・・。優しいし、控え目だし・・。女性へのアドバイスも的確だし・・。
”来ちゃいました・・”
- 嫌われちゃっているもんなあ・・。-
2.”性欲くん”
”ボーイズ・ビー・アンビシャス”をテーマソングにしながら、イロイロと妖しい妄言を呟いている・・。(クスクス笑ってしまった・・)
- 分かる、分かるぞ!私もなあ・・、10代の頃は・・(以下、略)-
3.“童貞くん”
- ヤマウチ君のお友達・・。何故か”遠い目”をしている私がいる・・。
”童貞”かあ・・。
何故か、脳内に中島みゆきの「時代」が流れる・・”そんな時代もあったねと・・”
いやあ、年代的に、中島みゆきの「時代」は二世代前なんですけど・・、〇学生時代、怖ーい山岳部の先輩に無理やり覚えさせられました・・。ー
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■沁みてしまったシーン
1.ヤマモトさんが、ヤマウチ君に誘われた時(彼は、悪気があったわけではないが)デートだと思ってお化粧をして待ち合わせ場所に行ったのに・・。
そして部屋に戻って、”生理ちゃん”に、”私なんて、一生独りなんだから、来なくて良いよ!”と叫ぶシーン。
- ヤマウチ!、オマエナア・・-
2.初潮が来た、かりんちゃんにアオコさんが、グッズを扉の前に置いていくシーン。それまで、アオコさんに反抗的だったかりんちゃんの”有難う・・”と言う小さな声。
- クボさん、おろおろするばかり・・。情けないなあ・・(含む自分)ー
3.アオコさんのお父さんが、幼きアオコさんに初潮が来た時の慌てっぷり・・。だが、その後、キチンとお赤飯を作って食べさせているシーン・・。
- 我が家の娘の時の事を思い出し、涙が出た・・。
家人がキチンとお赤飯を炊いてくれた。
幼き息子は”何で、今日はお赤飯なの?”と聞いた際、家人が”今日は、お父さんとお母さんにとって、とても嬉しい日だから・・”と答えてくれた・・。
私と娘は無言で、お赤飯を食べた。
嬉しかった・・。-
<今、私は多くの女性と働いている。
気を付けている積りだが、女性の身体の状況は、申し訳ないが、分からない。
だが、当たり前であるが、月に一度、体調を気遣いながら働く女性の方々には、男は到底頭が上がらない存在であるという事と、男として何が出来るのかを、今更ながらにキチンと考えなければいけないなあ・・、と思った作品。
コミカル要素に塗しているが、とても大切な事を描いた作品であると思います。>
ありがとうございます!
ヘルプで質問したのですが、返事はありません😩質問の仕方が悪かったんだろうけど😖
まだ疑問があるからちょっと再チャレンジしてみます!