僕の好きな女の子のレビュー・感想・評価
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関係が崩れるのが怖い男
好きだと言えない男性の事がよくわかる映画
加藤と美帆の仲の良さは、周りから見たら恋人みたいにみえるよね
当の本人は友達ですがね
美帆は本当は加藤の気持ちを気付いていたのかなぁ
彼氏役の太賀に言われて気付いたのかなぁ
でも
美帆含めて、加藤の想像の産物だったんだ
という終わり
好きと言えない加藤に妻と娘いるじゃんっ!!
少し今泉力哉っぽいと思ったら、脚本に携わっていたのがエンドロールでわかる
WOWOWにて
追記
色んな方の感想見ていると、美帆は過去の好きな女の子の話と書いているが、美帆の時と、最後の妻と娘の時、加藤の服装が同じ、昔と区別するなら、服装など変えるはず、最初迷子をミュージシャンにお願いされるシーンと同じ時間軸と考える。実は美帆はもともといなくて、加藤1人でいつもあの公園で、恐らく脚本を考えている。ミュージシャンにいつも1人ですねと言われていたので、美帆は、恋愛ものが上手くて妻子ある脚本家の加藤が考えた想像上の人物だと思う。
もちろん人それぞれの解釈と感想でいいのですが、わたしはそう思いました。
どこにでもいる3Dの男女
ジャケットに惹かれてレンタル。
笑いのツボが合う男女なんだなとすぐ分かった。
男のLINEに夢中になってにやける様子はすごく共感できる。
みほが12分遅刻しても、会えるだけで嬉しくて気にも留めないんだろうな。でかいりんごジュース、借りた漫画を雑に重ねる、大雑把で変わった子だと思った。
二人のやり取りは第三者目線で見て激寒であり、微笑ましい。
大きな声で、すぐ近くにいる人のあまり良くない話をお互い笑い合っている。後半の合同個展で紹介された時、失言で引かれていた所から、加藤のみほと似た所を感じた。
この時の女性がみほの第一”好きな人”かと思ってたけど違った。違うよね?
ダーツバーでの後輩ちゃんと加藤のやり取りの際、間に仕切りを入れる事で壁を表してるのかな 後輩ちゃんは加藤を好きだけど加藤は全くその気ないんだろな
まさか冒頭につながると思わなかった。素敵な演出
加藤の「嫌じゃないよ」の後、みほが苦い顔をしたのはやっぱり自分を好きとは思えない、煮え切らない返事をしたからだろう。
みほが泣いていたのは、まさか好きとは全く気が付かなくて、もしもっと早く、加藤がみほを諦めて結婚する前に言ってくれていたら、と考えてしまったからだろう。
どこまでも、みほと加藤は似ていたんだろう。
ちょいちょい加藤が気持ち悪かったな笑 好きな人がいるとシャイになったり素直になれなかったり気持ち悪くなるよね。
最後の最後で落とし穴
2020年映画館鑑賞110作品目
原作未読
全体的に評価は高いが危険な映画である
一応笑えるところもいくつかあるしラブコメディーなのかと思えばそうでもない
スカッとする話ではない
見終わったあとテンションが上がることはなく下がってしまう
モヤモヤとしたものが残る
女子同士ですぐに嬉々として感想を言い合うような作品ではない
笑顔が多い映画
たった一度の人生なら怒ったり泣いたりばかりじゃなくていつも笑っていられる楽しい人生がいい
だけどいつも笑っている場合じゃない
会話劇
2人のやりとりが面白い
だけどくだらない
どうでもいいやりとり
久米田康治の漫画でメインのキャラが脇役になって2人の男がファミレスでしょうもない会話をして朝になる話がある
それが男女ではしゃぎ合う感じ
そんな関係に周りの友達は辛辣である
好きな女に好きと言えず友だち関係を続ける男の話
女には彼氏がいたりする
3人でデートをしたりする
奈緒が演じる女は不思議ちゃん
こんな奇行が目立つ面白い女なんてなかなかいねーよ
女なんてキムジヨンみたいなつまらない人が普通だよと
それもそのはず
男が好きだと気づかない女にしてはかなり鈍感すぎる
むかし有野と千秋が車でドライブしたときに特に何もなくて東京に戻ってくるエピソードを思い出した
いわゆる妄想オチ
それだけでマイナス0.5
妄想オチといえば古くは『カリガリ博士』
ハリウッドでは『ファイトクラブ』
邦画なら『ハサミ男』
アニメなら『ミンキーモモ』
漫画では久米田康治も連載終了でよくやる常習犯
妄想オチは嫌いだ
がっかりする
そういえばバカリズムの『架空OL日記』のオチも変だった
才能はあるが人間の芯が腐った根暗の奇を衒った嘘で塗り固めた廃棄物だ
脚本家も写真家の設定も妄想か
妄想オチも妄想だ
オチがすべっている
芸人としていかがなものか
なるほどこれでは全国ロードショーは無理だ
吉本だろうと又吉だろうと
仙台でやっと公開もすぐに終了
残念だが当然
でもカネを返せなどと野暮なことは言わない
それほど酷くはない
あとニット帽を被った奈緒がかわいい
なぜあの帽子をかぶるとかわいくなるのか
しょぼくれたおっさんでも女子からかわいいと言われる不思議なアイテム
エンドクレジットは短い
ハリウッドは見習うべきだ
【切ないけれど、とても風合の良い、”一途な男の”恋物語。物語構成の妙なる事にも、魅入られた作品である。】
■僕の好きな女の子と僕との関係性は・・
・駅で待ち合わせをしたのに、改札口から出て来ずに、一つ前の駅で降りてコッソリと僕の背後に忍び寄って僕を驚かせようとする・・。僕はそんな彼女の行動に、直前まで気が付かないフリをしてあげるのだ。
そして、彼女は柑橘系の結構大きめのビンに入った飲料を差し出してくる。自分のも含めると二本も持って・・。
・”いつも革ジャンでフォークを歌っている髭の男がいる”公園に行って、他愛もない話をしていると、男が小さな男の子を連れて僕らの元に歩いて来た。
”この子、迷子になったみたいなんですけど・・”
二人でお母さんを探して、漸くお母さんが見つかった時に、男の子から
”おまえら、付き合っているのか!”
と言われてしまった・・。
僕は嬉しかったけれど・・。
・急に呼び出されて、夜中の広場に行ってみると、知らないおじさんのヘルメットを被って、ニコニコ笑って、小型のショベルカーの運転席に座っていたりする。
そして、危なっかしげにショベルカーから降りて、工事の柵をコレマタ危なっかし気に乗り越えて、僕の所にやってくる。
僕はそんな彼女のために、ジュースを買ってポケットに入れて置いたのだが、渡すタイミングが計れない・・。
・その後、二人で割烹料理屋さんで飲んで帰るときに、ニコニコ笑って僕の靴を履いていってしまう彼女。
返してくれない。
・彼女は写真家を目指していて、友人と個展を開いた時に手土産のケーキ(チーズケーキと、なんだっけ・・あ、ガトーショコラ。)を持って行ったときにも、僕は渡すタイミングが上手く計れない。
彼女の友人からは”加藤さんてメンドクサイ人でしょ・・”と言われてしまった・・。
・ある日、彼女は少し寂し気に”彼に振られた”と教えてくれて、僕はちょっとドギマギしてしまったのだが、後日、”新しい彼が出来た!”と報告してくれた・・・・。
・そして、彼女は僕に新しい彼をいつもの公園で、紹介してくれた。三人でカレーを食べて、湖でボートに乗った。僕は独りで・・、彼女は新しい彼と二人で・・。
僕は、一生懸命楽しいフリをしながらこぎ続けた。
ー 新しい彼(仲野太賀)は、”僕(渡辺大知)が美帆(奈緒)の事を好きだと気づいて”そのことを彼女に告げるシーン。
驚く美穂。
彼は”お前なあ・・、気が付かなかったのか・・”
泣き出す美帆。 ー
【 僕は、彼女の事がとても好きなんだけれど、彼女は僕の事は友達だと思っている。
多分、永遠に・・。】
<少し切ないが、風合のある恋愛映画である。
”劇中劇”の使い方及び
”彼女と別れた僕が、その後成長し「良い人」を卒業した事を暗示する”
ラストシーンを含めた作品構成も、良い。>
<2020年11月1日 刈谷日劇にて鑑賞>
どんな心構えで観るのがいいのだろう…
好きな女の子と距離を縮められない男の子の話。
いろんなことを話し合えて、一緒にふざけあえる。なのに好きとは言えない。挙げ句の果てに彼女が好きな男の相談を受けたりしてる始末。あー、大なり小なりこんなことってみんな経験してるよね(そうでない人もいるか…)。でもだからこそ痛い。奈緒演じる美帆はビッチというわけではないが、男の気持ちに対して鈍感すぎてこっちがツラくなるタイプの子。そんな2人の妙な友情関係を延々観るのはツライなーと思っていたところあのラスト!
最初、結婚して子どももいるのにあんな純愛してたのか!って勘違いしてしまった。でも辻褄が合わないところがあるから、違う結末を考え、個人的には妄想(もしくはドラマの構想)で落ち着いたところ。いや、違うかもしれないけど!
大して面白いとは思えないのだが、あのラストで急に印象に残る映画になってしまった。
楽しい時間が過ごせる関係の2人なのに、ラストにスコーンとされます。
なんとなく予告編を観て"うわっ!面白そう♪"と思い、食指がムズムズして観賞しましたw
で、感想はと言うと、作品の雰囲気好きだ!
良い、良いよ♪ 良いのに…何故だ? バッサリ! 惜しい! なんで!?
と言う感じですw
冒頭から予告編の映像そのまんまに駅に向かう途中でのLINEの他愛もないやり取りがなんとも微笑ましい。
ほんわかした雰囲気で心地良い作品が始まる予感に優しい気持ちになれる。
若手脚本家の加藤と若手カメラマンの美帆。
仲睦まじい2人のやり取りは端から観れば、付き合いたてのバカップルw
何をするのも楽しい♪ 何もしなくても楽しい♪
他愛もない会話と時間が楽しくて仕方がない。
でも、2人は付き合っていない。
その距離感と少し踏み込んでしまうと崩れてしまいそうな儚くも脆く淡い関係と思いが切ないし、なんか愛おしい。
とにかく、加藤と美帆のやり取りが良いんですよね。
駅での出会い頭の美帆の目潰し!
袋に入れず、借りた漫画をいきなり返す!
井の頭公園でギターを掻き鳴らすフォークのお兄さんのパンクな格好を大声で茶化す!
公園での待ち合わせでショベルカーに股がり、登場する美帆。柵を上手く越えても、途中で転んで膝小僧を擦りむく♪
居酒屋で加藤の靴をわざと履き間違えてそのまま履く!で加藤は美帆の靴を履いちゃう!
イタタタタ…イタい。イタすぎる。
もうバカップル全開で見ていられない。でも見ちゃうw
どう考えても付き合ってる様にしか見えないし、迷子の子供にもそう思われているw
そうでなければ付き合う寸前の関係。
これで付き合わなければただのバカだ!
でも、2人は付き合わない。
加藤は美帆との今の関係が心地良くて、今の関係を壊す事が怖い。
でも、美帆の事は好き。でも奥手になり過ぎる。
美帆は加藤との2人だけの関係が楽しい。
でも他の人が入ると急に一歩退いた感じになる。
楽しいし、切ないんですよね。
2人に下心が無いかと言えば、心底ではそうでは無いんだと思うんですが純過ぎる。
確かに美帆の天然ぶりの小悪魔感はかなり酷いw
ここまで思わせといて、その気が無いなんて、天然通り越して確信犯w
加藤も端から見ればただの変な人。
でも、そんなもどかしい関係を経験して、付き合うなり、駄目でした~となったとしても、そんな経験は大事な時間になる筈だし、そんな時間は期待しているし、期待するw
2人に対する他人のやっかみの様な要らぬ声すら鬱陶しく感じる。
「火花」では自身の夢に向かう真っ直ぐな漫才コンビを描き、「劇場」では夢に向かい苦悩し、葛藤し空回りする彼氏とその彼氏を直向きに信じようとする彼女を描いていましたが、今作では互いを思いやり、今の関係を保ちたいと踏み込めない関係を保っている。
加藤役の渡辺大知さんは「勝手にふるえてろ」の時よりも格段に良い。
美帆役の奈緒さんも天然だけど可愛らしい。時折桜井日奈子さんに見えます♪
そんな良い感じなのに、事態は急展開!
脚本家としてもデビューした加藤だけど、美帆からは突然"彼氏出来た"宣言。
えっ? 前に振られたと言うてたし、加藤の気を向かせる為の振りだと思ってたら、ホンマに彼氏を作って、3人で井の頭公園で会う事に。
加藤の良い人っぷりを通り越して、駄目な男っぷりが露呈してきて、そこに美帆のド天然っぷりの酷さが浮かびあがる。
でも、一番の被害者は今の美帆の彼氏w
彼氏に加藤への思わせ振りやアプローチは無かったかと聞かれ、涙ぐんでしまう。
一人でスワンボートに乗っている加藤は完全なピエロw
井の頭公園にはカップルがボードに乗ると別れると言う、高確率の都市伝説があるけどw、それが前振りになると思っていた。
加藤と美帆の2人になって、2人の互いへの思いが爆発して、さてどうなる!と思いきや…
場面は数年後になって、加藤は結婚して、子供もいてる。
仲睦まじい家族の姿。
井の頭公園には変わらずパンクな格好でフォークを歌う兄ちゃんもいる。
で、エンドロール…
…えっ? え〜〜〜〜〜〜っ!!!???
どういうコト?
加藤と美帆の関係は? その後は? 美帆はどうなったの?
と、いろんな思いがありながらもバッサリ、スコーンと終了~。
実際にもそんなもんだと言えば、そんなもんかも知れませんが、あまりにも突然の終了と断捨離っぷりに呆気に取られましたw
2人のハッピーエンドでもバッドエンドでもきちんと見せて欲しかったし、美帆の思いや気持ちを聞きたかった見たかった。
なのに、なのに…
あまりにも突拍子もなかったのでホント呆気に取られた。
ある意味凄い作品。
ラストに至る迄の流れが凄く良くて、2人の気持ちが良かったのに…
と言う感じの突然の放送中止モードでしたw
ホント、このラスト迄はすごい良かったし、「劇場」よりも好きかもと思った。
でも、「火花」のラストの神谷の豊胸よりもビックリしたw
いや〜ビックリしましたわ。
この終わり方も観る人それぞれの感想があるかと思いますが、自分はちょっとダメでした。
でも、又吉作品って文学なので、こう言うもんかと思えるけど、この作品の元は恋愛エッセイと聞いてるし…
この作品の一番のキモは美帆の自分でも読めない心だとは思いますが、そこはハッキリさせて欲しかった。
切ない。切ないなぁ~ 加藤の思いも美帆の気持ちも、ラストもいろんな意味で切ない作品。
と言う感じのかなりな怪作w
甘くスイーティな感じに見えて、めっちゃ小悪魔。
でも、妙に引っかかる作品です。
ネタバレが嫌いな方も多いと思いますが、知らなければなかなかなドSな作品ですw
気になる方は如何でしょうか?
フォークの力
傍からみると付き合っている様にもみえる気の合う男女の話。
彼女のことを好きだけど、関係が壊れるのを恐れ口に出さないし、自分からは連絡しないけれど、彼女から呼び出されるといつでも会いに行く主人公。
主人公以外に好きな男はいるし、自分と主人公の間には、そういう感情がある訳ないと宣いつつ頻繁に呼び出しては振り回す彼女。
更には主人公は恋愛ドラマを書くのが得意な脚本家で、自分たちのことを書いているという設定。
主人公は切ないっていえば切ないけれど、煮えきらず情けないという印象だし、彼女をみると明らかに思いをわかっているし、言えないのもわかっているし、言わせない空気を出しておいてわかっていないふりをしていてズルさを感じる。まあ、言えそうなチャンスもあったから、やっぱり主人公が情けないのか…。
何て話を友人とのやり取りを絡めながらひたすら見せて行く展開で、代わり映えなくてちょっと飽きてくる。
さあ、どんなオチにと思っていたら…。
?????
彼氏はまだしも、彼女がいないシーンとかも含めて全てってこと?あくまでも仕事?
なんだそれ?とちょっと透かされた気分。
だってこれって、まるっきり一緒じゃん。
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