「母という厄介な存在」パリの家族たち ミツバチば~やさんの映画レビュー(感想・評価)
母という厄介な存在
母の日をテーマに、母について深く切り込んでいます。
女でもなく、母という厄介な存在(笑)
けれど、人はみな母から生まれ、母の影響を受ける。
存在しても、しなくても母の存在は大きいということを実感するのではないでしょうか。
母についての詩を朗読する場面があるのですが、「おかしな人」と(確かそんな表現)。まさにぴったりです。
そして母になってからの混乱。
母になれない葛藤。
母という存在への苛立ち、羨望がよく描かれています。
そのどれもが「あるある」で、国は違っても思うことは同じなんだなと、納得。
地味だけど、いい作品だなと思いました。
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