ピリオド 羽ばたく女性たちのレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
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このナプキンを考えた経営者は残念ながら男性である。
フィクションとして彼の映画があった事を思い出した。
だから、実際はこの映画の様な社会主義的な経営ではないと想像する。
だが、「人間がいつ火星へ行くか」等と言っている時に世界一人口の多い国の女性の現状でもあろう。
しかし、先進諸国であっても、女性の地位が高い訳では無い。例えば、オランダは売春が合法である。それが、フェミニストな民主的な国家なのだろうか?
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インドの現実がよく分かる
根深い偏見と無理解に立ち向かう女性達がどこまでも美しい
2019年度個人的ベストワン作品『パッドマン 5億人の女性を救った男』と同じテーマを扱った作品。『パッドマン〜』のモデルとなった社長も出てきますが、本作の主役はタイトル通り女性達。
舞台はニューデリー郊外の村。都会からそんなに遠くない村なのに生理に対する偏見が根強く、男性達は生理が悪い病気の一種だと思い込んでいて、女性達は生理中には寺にも入れず神に祈ることも許されない。そんな村に持ち込まれた生理用ナプキン製造機パッドマシーン。将来はデリーの警察隊に入りたいと夢見るスネハ他の女性達はナプキンを作り訪問販売を始めると男性も女性も少しずつ意識が変わり始める。
登場する女性達は皆慎ましくも逞しく、ナプキンの製造販売を通じて男性優位社会が少しずつ変容していくのを実感し、私達こそが世界の創造者なのだと笑顔を見せる。無知と偏見に風穴を開ける女性達の姿はどこまでも美しく実に爽やかな作品でした。
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