「現役世代は嫌がるかも?」ドラゴンクエスト ユア・ストーリー 憂さんの映画レビュー(感想・評価)
現役世代は嫌がるかも?
上映開始の翌日に鑑賞しました。
初日のレビューの評価が低かったので不安でしたが、観終えてみればなかなかの名作。
序盤に感じた違和感や物足りなさは伏線として回収・払拭され、女の子たちもすっごく可愛く、音楽も声優も戦闘の迫力もすばらしかった。
僕の中での評価は☆4~5です。
低評価をつけた方々の根底に何があるのかと考えれば、恐らくが現役世代、もしくは原作をプレイされた方にあった、懐古的な期待感。それを裏切られたからではないかと。
実際、現役世代に対してのメッセージ性が強い作品になっています。
僕個人としては、いくつかあった伏線の回収に関心し素直にそれを受け取れました。
しかし、現役世代の方にあまりに直接語りかけ過ぎていて、彼らにはまず鬱陶しさが感じられてしまうのではないか?そう察しました。
ラストの鬱陶しさが強く出ると冒頭の違和感すら払拭出来ずに鑑賞を終えてしまうので、駄作だと評するのも頷けます。
映像と音楽だけの作品になってしまう。
無理に現役世代の方々にはすすめず、僕はむしろ同世代、ドラクエVをやったことがないゲーム友達と観るべきだと感じました。
ストーリー性の強いゲームまたはRPGにハマったことがない方には理解しにくい作品ではないかと思います。
ゲームをした事がない方に見せてもめちゃめちゃシケるかゲームに目覚めるかの二択でしょう。それは断言します。
最近のドラクエにハマった人たちに最も刺さる作品なのではないでしょうか。
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