「力強さ」グレース・オブ・ゴッド 告発の時 moviesmusicmyl1さんの映画レビュー(感想・評価)
力強さ
ドキュメンタリータッチに描かれているのか?
演技と現実が区別できなかった。
神父の男子児童への虐待は、つまるところゲイの自分が思いもよらぬ「女性が受ける性的暴力」の擬似体験だった。
成人した男性たちが、幼少の頃の虐待に向かって神父を追い詰める。その心の中にある逃れられない苦しみ。
それは全て女性の立場に置き換えられる。オゾンが見せてくれたのは許し難い虐待。見終わった後のやり切れない感情。
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