劇場公開日 2019年9月27日

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「【仁義を重んじる漢達と、学園ドラマの不思議なマリアージュが生み出す可笑しみ溢れるコメディ。心に沁みます。】」任侠学園 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【仁義を重んじる漢達と、学園ドラマの不思議なマリアージュが生み出す可笑しみ溢れるコメディ。心に沁みます。】

2019年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

 ー 阿岐本組三箇条が良い。(あれだけ繰り返し直立不動で唱和されたので、覚えてしまったぞ!)ー

 ・そして、阿岐本組長(西田敏行 矢張り素晴らしい役者さんである)の子分達のキャラ立ちも宜しいし、皆さん実に楽しそうに演じている(特に、No2日村演じる西島さんかな)

 ・任侠道をコメディタッチで学園モノと絡ませるという物語の設定も、その手があったかという斬新さで良い。在り得ない話かもしれないが、この映画を観ていると違和感を感じない。

 ・くすりと笑える場面が随所に散りばめられ(含む、固定ショット)、ジワリと涙腺を刺激される場面とのバランスも絶妙で、コメディの王道ポイントをしっかり押さえている作品。

<任侠道世直しコメディとして、この学園救済を皮切りに、世に蔓延る不正を正す作品としてのシリーズ化を強く希望します。(最後、少し匂わせてましたよね)>

<2019年9月28日 劇場にて鑑賞>

NOBU