劇場公開日 2019年7月26日

  • 予告編を見る

よこがおのレビュー・感想・評価

全87件中、21~40件目を表示

3.5主演・筒井真理子の役者魂

2020年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

誘拐を犯した弟をもつ女性が、周囲の偏見から孤立し、復讐しようとするが空回りする話し。

全体的に曇天のトーン。男性不在の女性同士のドロドロした情を描く。筒井真理子という女優を当て書きしたような脚本に思える。

筒井真理子の演技はすばらしい。構成としては、現実なのか主人公の妄想なのか、はっきりしない。すべて妄想であったなら、のっぺりした日常を描いているともいえる。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
菜野 灯

4.0筒井真理子の髪型

2020年7月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

時間軸が前後して進むから筒井真理子の髪型頼りのところがある。女の嫉妬は怖い。筒井真理子のヌードが綺麗だった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
りあの

4.5ベテラン女優の貫禄

2020年6月17日
PCから投稿

脚本が凄く面白かった。どんどん話に引き込まれていった。
筒井真理子さん、市川実日子さんの演技も素晴らしくて最後のクラクションを鳴らすシーンは息が止まった。
人間ってちょっとした事がきっかけで人生が180度変わってしまうんだ…という事が怖かった。
池松壮亮さん好きとしては女性陣に振り回される彼を観て萌えっとした。こういう役が良く似合うなあ…

コメントする (0件)
共感した! 1件)
フラニー

3.0こういう感じか…

2020年4月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

それでも生きていく
て事なんですかね…映画的には私の嫌いな終わり方だし、人に聞かれたら勧めないし、凄い映画を見た!とも思わないけど、凄いやるせない気持ちになりました。単純に俺には合わない!つまらない!とは言えない何かが残りました。

ただ一つ主人公の謎行動だったのがタツオとのあれ、何で手伝ったの?あんなのタツオの自己満足だし、相手も望んでないのでは?せめて事前に自分が先にいくとか電話とか手紙とか無かったんか?

コメントする (0件)
共感した! 0件)
DPZ

3.5ツライー

2020年4月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

とても誠実で、優しくて、気が利いて、どこから見ても良い人が、一方で、人を騙して、荒れた生活をし、他人を蹴落とそうとする。人間には、社会との繋がりや、希望を持つ事が大切だ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
とたすけ

4.0薄い氷の上で成り立つ人間関係の輪

2020年3月30日
iPhoneアプリから投稿

楽しい気持ちにはならない。終始心をキリキリさせながら、でも面白くて最後まで観た。

人間関係という薄氷を、自分のちょっとした欲望のために崩した方は、
大抵何にも覚えていないよね。
人間関係って、そういう、いつも危ういバランスの上で成り立ってるとしみじみ思うと同時に、やっぱり苦しくなる。

欲望に満ちた顔がその瞬間が、誰しも真っ暗で見えないのがとても印象的でした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ご飯食べ太郎

3.0もやもや 残ります。

2020年3月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

最後まで観れました。

渋い映画って…

難しい。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
コンブ

4.0深田監督と筒井真理子のコンビは日本映画の宝だ!

2020年3月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

筒井真理子という女優はこの年齢(失礼)にしてますます進化している。この筒井真理子と深田晃司の理想的な共同作業がこの作品を際立たせている。前作「淵に立つ」では深田晃司のもの凄い演出に筒井さんをはじめとするキャストが答えている。よこがおは筒井真理子ありきの脚本演出だ。
2019年の私個人的な主演女優賞は筒井真理子に決めたい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
トシくん

4.0怖い

2020年3月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

自分の日常がふいに壊されたら。自分もこんな猟奇的な部分を持っているのだろうか。ぞっとする。思えば主人公だけでなく登場人物たちは事件がきっかけで全く違う一面を見せている。人間は愚かだ。愚かで寂しい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いつこ

3.5わだかまりが残る

2020年2月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

いろんな意味で難しい作品でした。
役者も素材も演出も、申し分ないのに、心に残るわだかまりが、
もう一度この作品を観たいとは決して思わない。

脚本は誰にでも起こりうる悲劇。
加害者は本人だけと世間は思ってくれない、
被害者の家族を守る団体はあっても、
加害者の家族を守る団体はないという不条理を敢えて取り上げた作品。

筒井真理子さんと市川実日子さんが文字通り体当たりで、挑んだ作品でしたが、
私は、もう観ないと思います。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
茉恭(まゆき)

3.5吠える

2020年2月17日
iPhoneアプリから投稿

時系列の違いが頭の中で整理できておらず、主人公の行動の表裏がありすぎて、多くの誤解の中で序盤見てしまった。テーマ的にそれも計算されたことなのかな。
悪いことをした訳ではなく、拙いのであるが、巧者が世渡りでき、不器用者が踏み外す悲しい世の中でもある。様々なシークエンスが絡まった良い映画であるが、脚本は少し意地悪が過ぎる。最後の遠吠えが辛く痛い。
役者陣はいずれも好演だが、全てを背負った筒井真理子が何より素晴らしい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Kj

0.5浅い。

2020年2月12日
Androidアプリから投稿

ストーリーの浅さは美容院の安週刊誌レベル。
つまり
《ヘルパーの市子を同性として愛してしまった基子が、恐らく辰雄を何らかの方法でそそのかして妹を誘拐させ、妹を傷物にして葬り去り、愛する市子を独占しようとした。しかし薬が効き過ぎて市子は去っていった》
というお話ですよね。
殆ど冒頭で筋書きが見えてしまった。

ありきたりです。
監督は「どうだ、暗い気分になったろう?」と言いたいのだろうか

最後にどんでん返しがあるのかと思って終わりまで頑張って堪えていたがエンドタイトルが流れて、終わっていた。

作り的にも“伏線”かな?と期待するエピソードにもまったく回収がなく放置。これなら「カメラを止めるな」のほうが真摯です。

意味のない登場人物は男たち3人。すなわちぼそぼそ喋るKY の美容師、黙秘ではなく喋れないだけの甥の辰雄、なんも動かない弱い初老の医者。
男は弱いか亡くなっていて不在かのどっちかだ。男たちを見ているとイライラする。

せっかくあれだけ窓のシーンを多用したのだから、大どんでん返しで一等最後に「医者と妹の窓辺の姿」で我々を愕然とさせてもらいたかったな。

つまり
初老の訪問医と妹サキは実は肉体関係。若い体に溺れた医者は次第に婚約者市子を疎ましく思い始め、辰雄を使って市子をはめたのだ・・
― これくらいでなくちゃ観客はびっくりしませんよ。
つまらなくてびっくりはしたけれど。

シナリオがバラバラなのです。どの人間関係にも深みがない。
湖の意味のないカットは不要。どうせなら幻影で基子と市子の押入れの全裸シーンを挿れ、基子を主人公にした映画にすればずっと良くなったろう。

=============

星1/2はBGM のぶんです、
楽器はスタインウェイではなくベーゼンドルファーを使ってのバッハのインベンション。

コメントする 3件)
共感した! 4件)
きりん

0.5いい加減にしないと許さないから、最低映画

2020年2月3日
PCから投稿

なんでも、夢とか想像とか、にしちゃったら展開もストーリーもくそもないじゃない。
四足歩行や押し入れでセックスしたって、夢とか幻なんだから、馬鹿にしないでよ、お客さんを。
しょうむない映画です。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
アサシンⅡ

3.0或る出来事をきっかけに、毎日を丁寧に生きて来た女性の

2020年1月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

平穏な日常が徐々に崩れて行く。

美容院で髪型を変えるシーンを冒頭に
置き、映画鑑賞者に常に緊張感を強いた
作りは凄いと感じた。

筒井真理子さんの豊かな感情表現に目が
離せず、市川実日子さん、池松壮亮さんの
自然体の演技にも魅了されました。

人間関係の危うさをリアルに描き、
演じられており、ラスト迄目が離せなかった。

コメントする 1件)
共感した! 10件)
こころ

4.0役者の個性発揮?

2019年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

多くの方、同様、「淵に立つ」に感動し、観劇しました。一旦、見損なったと諦めましたがついていました。「淵に立つ」の方が理解しやすかったです。「よこがお」は時系列が分かりづらかったですが引き込まれていきました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
taiyasan

4.0大丈夫、市子さんは何も言わない方がいい。

2019年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

前作を彷彿とさせるゾワゾワ感。
全編、時系列が交錯する。ただ、市子自身の雰囲気が違うだけでなく髪形が違うので、それが「前後」のアイコンだと見極めればいいから問題はない。観る者の視点を惑わす手段はそんなとこじゃなく、例えば「ハクシャク?、カクシャク?」とか、気になるようなならないようなわずかな不快感を挿し込んでくるので、座り心地の違和感みたいなものがずっとある。そしてときどき、動物的な夢想やら、ひまわりやら、はっとするくらいものも放り込んでくる。そんな進展に身構えていると、どう?こういう一面もあるでしょ誰にだって、とばかりに静かな横顔の画を差し込んでくるから憎い。ほら、あなたの中にだって隠している本心があるでしょうと言わんばかりに。澄ましててもわかるのよ、とばかりに。

市子は、事件によってそれまでの生活を失ったことをきっかけに変貌した。怖いのはそうなってしまった彼女ではなく、報道の正義を振りかざすマスコミや仲良かった同僚などでもなく、基子だ。きっかけは事件そのものであるにしても、基子の執着(偏愛とでもいうか)によって市子が追い詰められていったのだ。市子の復讐劇でさえスカされたのではないか?と勘ぐる。ああ、この人は私を忘れていないのだと。つまり、事件後、自分と犯人との関係を告白しようとした市子を止めたときから、すでに市子は基子の手中に落ちていたのだ。市子は、それからずっと基子の心の中に軟禁されていたのだ。市子の復讐はむしろ基子の満足を高め、活力にさえなったのだ。そうじゃなくては、基子が平然と最後のシーン近くの姿(つまり職業)でいるはずがない。基子の満足は、共にいる時間でもなく、仲良くすることでもなく、ましてや身体を重ねることでもなく、自分の手の内に(影響下に)納めること。そして「好きな人に成り代わる」こと。そんな基子本人にその自覚が希薄なのではないかという懸念が押し寄せるから、怖いと思うのだ。むしろ市子は、精神がもともと正常だからこそ心が壊れて変貌してしまった。「無実の加害者」はむしろ基子ではないかと戦慄する。

いま。違うぞ、狂気をはらんでいるのは誰だよ?と誰ともなく訴えかけたい心境でいる。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
栗太郎

2.0自分大好き監督作品

2019年10月18日
iPhoneアプリから投稿

内容もそれほどでもない上に、怪しいまでの絶賛の嵐。たまに見せる卓越した演出は好きだけど、しかし自分が好きが上のオナニー演出が嫌い。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ビビ

3.5深田監督にとって、筒井さんを主役に女性を描きつくしたかったんだろう...

2019年9月24日
Androidアプリから投稿

深田監督にとって、筒井さんを主役に女性を描きつくしたかったんだろうという野望は買います。

しかし脚本のあらをあげつらう気はないですが、細部にわたって矛盾やもう少し丁寧に描いて欲しかった気はしました。

特に医療では、プライバシーの関係からいくら親しくなっても利用者の親族に勉強を教える関係は、御法度だし。ネットの使い方等あまりに安易すぎる。

意欲的だし、全体的な完成度は唸らされるところもあるし、惜しいですね!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ソルト

3.5丁寧かつ大胆な構成

2019年9月24日
Androidアプリから投稿

シーンのつなぎが非常に独特。王道ではない、雑とも思えるその編集が深田監督の世界観を作り上げている。
またカットの長回しが機知に富んでおり、その移り変わりがまた鑑賞者を引き付けていた。特に事件前・主人公のヘルパーが老婆の世話をするシーン。変な緊張感を模した演出がスクリーンから醸し出され、刻々と孤独になる主人公を暗示している。
行き先が覚束ない序幕や時間軸をずらしたことも事件後に主人公に降りかかる辛いエピソードを引き立たせるアクセントになり、構成の妙が活きている。
喫茶店で向かい合うシーンは横から撮ることになるのでどうしてもテンポがずれ、人物の心情が伝わりずらくなっていた。
映画全体として一人の女性が窮地に立たされ、親友に裏切られ孤立していき復讐に向かうさまを丁寧かつ大胆に描いたサイコ的良作であった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
canmore

4.5筒井真理子を堪能

2019年9月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

四足歩行指導!!!
加害者の血縁というだけで
復讐
ジャージの市川さん
サイの勃起
とんだとばっちりの池松壮亮
マスゴミ
真緑の髪で湖に入水するシーンはさすがに分からんかったが、他の監督作品に比べると至って分かりやすい。
時系列が入れ替わるけど
よくもまあこんな話考えつくなぁ
千葉県流山市
ラストシーンに段々とそしてとても大きくなる雑踏音
エンドロールは無音から少し音楽
最終回だからか監督自ら出口でお見送り

コメントする (0件)
共感した! 1件)
消されるので公開しない