「わだかまりが残る」よこがお 茉恭(まゆき)さんの映画レビュー(感想・評価)
わだかまりが残る
いろんな意味で難しい作品でした。
役者も素材も演出も、申し分ないのに、心に残るわだかまりが、
もう一度この作品を観たいとは決して思わない。
脚本は誰にでも起こりうる悲劇。
加害者は本人だけと世間は思ってくれない、
被害者の家族を守る団体はあっても、
加害者の家族を守る団体はないという不条理を敢えて取り上げた作品。
筒井真理子さんと市川実日子さんが文字通り体当たりで、挑んだ作品でしたが、
私は、もう観ないと思います。
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