ルパン三世 THE FIRSTのレビュー・感想・評価
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新しい画風
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ルパンは、育ての爺に恩を感じて盗みまではたらいた女子考古学者と知り合う。
最初は敵同士だったが共同戦線を張り、銭形まで協力する形となる。
というのはその爺やそのボスはナチスの残党で世界征服を目指してたから。
そしてエクリプスという古代の強大な武器を手に入れようと企んでた。
ルパンらは先にエクリプスを手に入れるが、敵に横取りされる。
しかし一計を案じ、ヒトラーが生きて発見されたとの情報を流す。
敵ボスは喜んでやって来た。でルパンにしてやられ、死亡。
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劇場で見て来た。何なんだろう?この涙は。何故か涙が止まらない。
正直、特別面白かったとは思わない、でも安定の面白さに安心するというか。
個々の登場人物が好きだから、その活躍が嬉しくて流れるのか?
今回の作品はまた画風が変わり、アナ雪みたいなリアルな感じになってた。
次元なんて特に、帽子で目を隠してるのもあり、本物の人間みたい。
たまにいるなあ、こういうダンディなおっさん。って思ったわ。
そんなリアルな画風なせいか、見た事ないようなルパンの表情が何度かあった。
何とも言えない怖さというか、海千山千の凄みというか。
昔の方がいいって言う人も多いと思うけど、これはこれでいいと思う。
THE FIRSTってことは続編があるのか?またはシリーズ化予定?
だとしたら次作は何てタイトルになるんだろう?
「ルパン三世 THE SECOND?」「ルパン三世 THE FIRST 2?」w
カリオストロの後ろを行けば道を外れる事はないが、それを超える事もない
地上波で視聴。ずっと食わず嫌いで観てなかったんですが、予想外に3DCGの出来が良くて驚きました。
アニメシリーズでキャラがやるような仕草とポーズ、手や首の些細な動きが非常に「それ」っぽくイメージ通りで、アニメルパンを立体化したらまさにこんな感じだ!と納得する仕上がりだと思いました。アクションシーンも含め、手を抜かずにしっかり作ってくれたなという印象です。
良くも悪くも声はイマイチで、どうしても違和感が。役者さんは何も変えず忠実に演じてくれていますが、あの声を聞くともうアニメの雰囲気が脳に浮かんじゃいますから、そこは仕方ないかと思います。声優変えられても困りますし。
ストーリーは残念ながら極めて陳腐。未成年前後のヒロインをルパンおじさまが優しく導くパターンは正直もうウンザリです。どうせ序盤は非協力的で、途中で敵側に始末されそうになるヒロインをルパンが救う……みたいな展開でしょ?と思っていたら本当にその通りでした。全体的に大した起伏も無く、オチまでがほぼ全て予想通り。
あとナチスドイツ関連という事で、実はヒトラーが生きている!?みたいな展開が入ってくるワケですが、敵にそれを信じさせる方法が「偽造写真」って……もう少し説得力のある話を絡められなかったのかな。
もう少し練られたストーリーなら、往年のファンも納得の大傑作になったと思うんだけどなぁ。惜しいですね。
ルパン三世楽しめた
ある意味新しいルパン三世でした。前半はクラシックな展開で残党が悪さするやつと思ってましたが、ルパン三世×FFのような後半!!何でもあり感全開な展開でルパンはルパンだなと思ってみれました。
泥棒は嫌々やるもんじゃないって言ったろ?
映画「ルパン三世 THE FIRST」(山崎貴監督)から。
もう少し、峰不二子さんが色っぽくてもよかったな、と
個人的な感想は抜きにしても(汗)、けっこう楽しめた。
そう言いながらも、メモを振り返ると、
冒頭に「泥棒は嫌々やるもんじゃねぇぜ」
そして中盤で「泥棒は嫌々やるもんじゃないって言ったろ?」
この2つのフレーズが光っていた。
モンキー・パンチ原作による国民的アニメ「ルパン三世」が、
こうして人気なのは、「泥棒」という職業を、
明るく、楽しんでいるところだと私は思っていたので、
ピッタリの言葉とぶつかった。
今回の作品に限って言えば「血の繋がり」がキーワード。
「何よりお前のその考古学への情熱が証拠だ。
抑えようにも抑えられないんだろう?
湧き上がってくるんだろう?。俺と同じだ。
血は嘘をつかないぜ」・・
親からのつながりではなく、祖父・祖母からの血統。
泥棒にしても、考古学にしても、
やめようと思っても、何故だかやめられない。
その理由が「血統」だとしたら、なんだか羨ましいなぁ。
宮崎駿・超リスペクト!
最近のルパンはシリアスなシーンばかりだったり、現代を取り入れて、小難しかったり、ちまちました話ばかりの印象でしたが、これは、宮崎駿テイストたっぷりで、期待以上に満足でした。未来少年コナンやら、ラピュタやら、死の翼アルバトロスやら、ずっとルパン見てきた人には、それなりに納得の出来だったと思います。 エンドロールで絵コンテに友永さんの名前があって納得でした。
5年経ったら、また会おうぜ
最近のルパン三世はTVシリーズやTVスペシャルを含めてとても残念な内容だと思っていた。
特にTVスペシャルでは内容の規模が大きすぎて正直ついていけなかった。
今回も期待せず観たが、予想以上に良かった。
原点に戻った感じ。エンディングはもうカリオストロだった。
変装も2回あったがこれはルパンが変装しているとわかっていてもワクワクが止まらなかった。
そしてルパン一味と銭形の共同は本当に最高。
ただ残念なのは声優と、3Dなのか不二子のエロさがなかった。
3Dで不二子のエロさがなくなるなら2Dでもいいかな
3Dは……5年経ったら、また会おうぜ
こんなルパンを待ってました
当初、CGか…とイマイチ乗り気でなかったのですが、蓋を開けたら…❗️とんでもない‼️
細部まで作り込まれた映像、滑らかな動き、こんなに日本のCGって綺麗なものなの❓❗️本当に彼らがそこにいるみたい…。ルパンの表情がくるくるとよく動いて、とても豊か。動きが軽やかで、ルパンとCGは相性がいいんだと実感しました。
メインキャラクターたちのビジュアルも凄く素敵❗️次元がめちゃカッコ良かった…。イケオジ…‼️目チラが度々あって、その都度息を呑むほどのかっこよさです。帽子を取るシーンもあり、だ、大介…、カッコよかったよおおお。色気のある男性って素敵。五ヱ門も歌舞伎顔❓美形、美丈夫。時々可愛い。不二子ちゃんは美しさの中にも可愛さが溢れてて、そして揺れる胸がよかです😍とっつぁんは安定の濃い顔(笑)画面に圧がありましたー。警官隊に持ち上げられるシーンは慕われてる感があって、微笑ましかったり。ヒロインも可愛らしかった。すずちゃんの声があってましたね。夢に真っ直ぐで、考古学について話している姿が楽しげで、歴代ヒロインの中でも、群を抜いて好感度高し。ゲラルトの狂信的な姿は、胸に刺さりました。信じていることがどんな内容だとしても、盲信な想いは私には純粋に見えました。ランベール、レティシアひいてはブレッソンに認めてられたかった、ただだだその思いだったのではないかしら、と切なくなりました。冷徹になりきれないところ、情がうつってしまったのでしょうね。今回の敵役は敵でもあったけど、嫌いはなりきれませんでしたね。
ストーリーは王道ど真ん中‼️見ていてハラハラドキドキ、そして綺麗なまとめ。時間はちょい短め。ファンとしては、もっと見ていたかっですね。各々の見せ場もありますが、もっと、もっと見たかった…のが正直なところ。そのためか、ストーリーが展開早いかなってちょっとおもいました。でも、ファミリーにも見てもらうならこのくらいが良いのかも。
映像は大変美しく、本当にそこにルパン達がいるみたい❗️また、何度も思ったことですが、とにかく音楽が良かった。ここっていう時に、欲しい曲が流れてきました。冒頭からオープニングに至るところの音楽が秀逸。来るぞ来るぞと気分が盛り上がる。鼓動が早まりました。オープニングの映像も素晴らしい❗️音楽で一番ぐっときたのが、ルパンを回収するときのカーチェイスシーン。そこで流れた曲が、ルパン三世のテーマ'80。めちゃくちゃかっこいい‼️ここは鳥肌が立ちました。映像も、もう、もう‼️感謝しかないです…号泣‼️
長いことルパンのファンでいて、テレスペはあるけど、ちょっとなあ…と思うことが多く、正直しょげることもありました。ですが、ここ数年、THE THIRDシリーズなど、こういうの見たかった‼️という作品が、世に出てきて。昔からのファンが、制作側になったからかなあ、とおもっていました。今回のthe firstはその最たるものだと思います。作品に愛を感じました。
山崎貴監督を始め、制作に関わった全ての方に
伝えたいです。こんな素敵な作品を世に出してくれたことに感謝‼️こんな素晴らしい作品を、新作としてスクリーンで、オンタイムで見れたことが長年のファンとして本当に嬉しかったです。ありがとうございました‼️
思いのほか
3Dはこれまで避けていたのですが、暇だったので観てきました。
色々なオマージュはあるものの、ストーリーや全体的な映像美は楽しめる内容です。オススメはできます。
ただ、キャラの表情の固さが時折見れますが、アニメや実写ではないので今の技術では仕方ないかと。銭形の顔の落書シーンでも、表現するのが難しい表情とのギャップで面白さが伝わらず、これをクリアできればシリーズ化もいけるでしょう。
結論としてはストーリーがよかったので、アニメ版でやっぱり観たくなってしまいました。
無難
無難な内容。
ルパンならではの爽快さと単純さで見て面白い。だが、一番残念だった点が危機感のなさや、お宝の価値観が最後までわからなかった点。
ルパン一味のピンチ度合いが伝わらないし、物語の都合で捕まったけど、本気だせば楽勝なんでしょ?ってのが終始だったり、エクリプスは世界を変える何かとか言ってんだけど、その重要さが全くもってわからない。
高が爆撃機一機が何かよくわからないものに改造されて、それ一個ナチスの生き残りが手にした所で、なんかヤバい事になんの?米軍に太刀打ち出来るとは全く思えないけど。という、極論ミニ四駆で世界征服とか言っちゃってるのと変わらないような危機感の欠如。
要は世界的な危機に対する描写が全く足らなすぎる。これに関しては既存、世界戦力に対する優位性を描くべきだった。結果的に危機を脱する感動も何もない。
最後のシーンに関しても、ルパンがタイマンであの三下に負ける訳がないって状況から、舐めプでピンチになってるだけで、このシチュならルパンなら楽勝って見てしまってるから、勝っても感動がない。
要するにピンチに陥らせる演出がクソ。
カリオストロでは、超人的なルパンが弱る理由があった訳で、それらがないならルパンが対人でのタイマンで負ける理由がない。
タイマンに持ち込む時点でルパン一味が意図的に仕組んだシチュならなおさらで、あの状況でルパンのピンチ作っても無駄でしょ。
ルパンに無双させて爽快感に振り切った方がマシだった。ピンチからの脱却のカタルシスはあのシーンにはない。
教授の死際の感動の薄さとか、他の問題点は多分、どなたか突っ込んでるだろうから省略。
兎に角、脚本的な演出がザルで、作品全体をチープにしてると感じた。
ルパン一味の出番、少なくないっすか?
冒頭の掴みの部分は完璧でした!疾走するフィアット!次元大介のガンアクション!石川五右衛門の剣さばき!これが見事に3Dの迫力で再現されていました。いつものアニメとは比較にならない迫力でした!そして、おなじみのオープニングテーマ!否が応でも気持ちが盛り上がり、まさに準備万端!なスタートでした。ただ、この作品に関しては、ここがクライマックスでした・・。
まず、そもそもルパン一味の出番少なすぎやしませんか?ゲストキャラだけで展開する時間が多すぎて、いつもの4人の見せ場が少なすぎる。ルパンはまだましだけど、次元、五右衛門、不二子はもはや見せ場なしレベル。。僕が見たかったのは、ルパンたちの華麗な怪盗ストーリーであって、安っぽいナチス残党の野望や考古学志望の女の子の青春ストーリーじゃないんです・・。ガッカリ。
ストーリーもなぁ。先の読める展開に、謎解きになってない謎解き展開、はっきり言ってイマイチでした。
そして、ゲスト声優の人選もこれまたイケてない。。広瀬すずさん、吉田鋼太郎さん、藤原竜也さん、3人とも声優スキルは高かったと思います。決して棒読みじゃなかった。ただ、この3人ともに、声にも個性が強いから、もはや声から連想されるビジュアルが固定化されすぎていて、違和感しかなかった。。もちろん俳優、女優としては素晴らしいことだと思います。制作側が選ぶ人を間違えたとしか言えないですね。
他にも、ルパンっていつから革ジャン、革パンになったの?とか細かい感想もあるけど、まあそんなのはどうでもよくなりました。。
山崎監督、実写映画だとホントにいい作品作るのになあ。。
痛快
大満足。
大好きだったルパンが帰ってきたような印象。山崎監督ありがとう。
新生って事ではないのだが、フルCG第1作目の今作。まるでシリーズ第1作目のお披露目ででもあるかのようにキャラクター達が丁寧に描かれる。
冒頭のカーチェイス等はカリオストロを彷彿とさせる。愛くるしいフォルムとは裏腹に弾丸の如く疾走するフィアット。次元も五右衛門もしょっぱなから大活躍だ。
ルパンと銭形の巧妙な掛け合いまでも見せてくれる大サービスのオープニングアクトだった。
ヒロインの設定もツボを外さず、ルパン1世まで話に絡んでくる。目当てのお宝は考古学のロマンに溢れてる。
異形の変異を遂げる古代文明の遺産には、昨今のシリーズの名残を感じたりする。
何というか、集大成というかルパンの面白さを全部ぶっ込んだような贅沢な内容だった。
といっても、やはり俺らの世代は「カリオストロこそ至高」になってはしまうのだけれども。
ただ本作はカリオストロの骨組は変えずに、外装を替えていった印象でもあった。
ルパン=山田康雄の世代の俺にはどおしても栗田版は受け入れ難く敬遠していた十数年ではあるのだけれど、今回のは観れて良かった。
吉田さんの芝居はハマってたなぁ…あの博士が実際に喋ってるようだった。沢城さんや浪川さんのレベルに匹敵する聞こえ方だった。違和感が残ってたのが広瀬さんで、字面が見えるような印象が残念だった。
でもこれが普通の印象だ。
吉田さんの印象のが普通じゃないのだ。さすがの地力を堪能させてもらった。
次元のCGモデルとか大好きだ!
五右衛門の顔は何故か綾野氏に似てる。実写版をリスペクトしてるわけではないのだろうが、綾野氏の面影を感じてた。
ただ肝心のCGが…というかモーションがあまりよろしくない。
まさかの手付か?と勘ぐる程だ。
肌の質感とかは毛穴まで描画できるほどなので、あの、モーションは選択した結果なのだと推察する。
でもなぜ、アレを選択したのかの根拠が見えてこない…1世代前とかの印象なのだ。
ただ総体的にはルパンらしいルパンだった。
飄々とした心優しき大泥棒。
去り際に手をかざす次元なんかは「そう!コレコレ!」と頷かずにはいられない。
カリオストロの続編が、ようやく…やっと観れた感じだった。
再三言う。
山崎監督、ありがとう!
問題なくルパン作品として楽しめます
ルパンシリーズ初のフルCG作品。劇場公開の1週前にはTVスペシャルの
新作ルパンも放映され話題性の高まった流れのなか観て来た。
3DCGアニメを見慣れていない人だとモーション等に違和感を覚える意見が
あるのかも知れないが、個人的には普通に観れた。
THE FIRSTというサブタイトルが示すとおり3DCGによるルパンのファースト
(第一作)だという区切りなだけであり内容はオーソドックスに「ルパン」で
あり、CGの強みを活かした豪勢で複雑なビジュアルとギミックが満載。
CGは作る手間は手描き作画より大変だが一度作れば視点・効果をいくら
でも変化させてボリュームのある演出が出来ると思っているが、上映時間の
制約からか、例えばブレッソンダイアリーの仕掛けや後半で超兵器が奮う
猛威など、もっとたっぷり見たい、深堀りして欲しいと思ったギミックが
ガンガン通り過ぎて行き、贅沢だけど勿体ないとは感じた。
以下は、同じく上映時間の制約のなかで描ききるのが困難だったのかもだが
私個人として採点上のマイナス要因と感じた点…主に登場キャラの描写に
関する不満点を長々と書く。
(※以下がっつりネタバレなので、注意願います)
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敵であるランベール教授の心情が若干分かりにくかった。
自らの研究と成果を認めさせたいという強い執着を見せる教授であり、
ブレッソンダイアリーの秘密に関係する理由でレティシアを引き取ったが
その才能に嫉妬し、あくまでレティシアを自分のために利用しているだけ
という態度を前半で強く表現しているのだが、レティシアを自分の手で処分
しろとゲラルトに命じられた時は躊躇しており、利用しているだけではなく
一定の親愛も持っていた事を匂わせ、最後は撃たれそうになったレティシア
をかばって死ぬ…と、このように後から字で書いてみれば嫉妬と愛情で揺れ
動いた末に選んだ結果として描写されていたと言えるかも知れないが、劇中
では私の感想としては「描写不足」。嫉妬9割、たまに魔が刺したように
助けてみる、程度。後半、超兵器を操ることで私が世界を支配できるんだ
みたいに増長した癖にあっさりレティシアをかばって死ぬという展開…
感情の振り幅がひどい耄碌した老人として表現したかったのかと思えたほど
で正直唐突に過ぎた。
同じく敵であるゲラルトも、少し弱いというか浅かった印象がある。
例えば天空の城ラピュタのムスカは、軍がバックについているがムスカ視点
ではあくまで自らの目的の為に軍を利用していただけであり、超兵器である
ラピュタを手中に収めることで野望をむき出しにする、要するにたった一人
で世界を支配しようと目論む壮大な悪役だった。本作のゲラルトの場合、
ナチ○と実は生きていた設定のヒ○ラーがバックであり忠実なナチの一員と
して描写されていたのだが、実世界有史において有数の巨悪として認識されて
いるであろうナ○スを持ち出しているわりにはゲラルトに同行している部下
メンバー以外ほぼ空気で、終盤秘密拠点となっている島の敵は到着前に全滅
させられている始末であり、わざと○チスをチープに描写したかったのだろう
かと想像してしまった。(長年の付き合いとはいえ銭形個人はともかくICPO
がえらくスムーズに拠点制圧に協力しているのもご都合主義な気がした)
超兵器の凄まじい破壊力の描写についてはさすがCG、過去最高クラスでは
ないかというものだと思ったが、人のいない土地や海上で何発か炸裂させた
だけで爆縮・消滅しており「あっさり」感が否めなかった。例えば観測した
どこかの国や政府が慌てふためくような描写でも一つはさんであれば世界の
危機感がもっと感じられて盛り上がったのではないかと思う。
最後にヒロインのレティシアであるが、最初はルパン一味=泥棒=悪人として
警戒しつつ、自身もランベールに認めてもらうためブレッソンダイアリーを
奪う=悪事に手を染めている事に苦悩し、自らのルーツを知った後はルパン
と共闘して豊富な古代知識で活躍する・・・と、問題なくポイントを押さえて
描かれている。が、一点不満があるとすれば終盤、ルパンと一緒に行きたいと
言い、陽の当たる世界が待ってるのに泥棒と関わることはないとルパンに制止
され別れる、という定番の流れになっているが、ルパンに対する「恋心」は
それほどではなかったように感じた。ルパンシリーズに登場するゲストヒロイン
が全員、カリオストロの城のクラリスのようにはっきりと恋慕の感情を持つ
必要はもちろん無いとは思うのだが、昨年TVシリーズのルパンPart5をがっつり
観た記憶が新しいこともあってアミ・エナンと比較して考えてしまい、せっかく
の“THE FIRST”なのだからそこをもう一歩大胆にいって欲しかったなぁ・・・
というのがレビューの名を借りたいち個人としての希望であった。
文章化すると素人が偉そうに批判がましいと思われそうでアレだが、
逆にいえば評価をマイナスする点は上記くらいで、基本的にはルパンシリーズ
の新たな地平と言える良作であり、今回は活躍シーンが少なめだと思った
次元・五エ門のアクションも3DCGを活かしてガンガンやれそうであり、
今後の展開に大いに期待したいと思っている。 以上
発展させて欲しいと思う。
ストーリー設定は良いけれど詳細がザルすぎる
3D化された劇場版ルパンということで初日に鑑賞に行きました。
主要メンバーの作画は良く、特に銭形警部への愛が感じられました。
銭形警部の声優さんは昔と変わって、さらにルパンVSコナンでキャラ感が「落ち着いたおっさん」になってしまっていたので今作で過去の『ルパンを追いかける熱血おバカ警察』キャラが戻っていて嬉しかったです
ディズニー系作画が苦手な私としては、オリジナルキャラのレティシアがアナ雪キャラ感が強くて抵抗がありました
ストーリーはオリジナルっぽい雰囲気がありましたが、いざ見てみると他の作品に感化された感じが見受けられました
特に、ブレッソンダイアリーを解読して、仕掛けを攻略していくところは「ルパン三世 愛のダ・カーポ〜FUJIKO'S Unlucky Days〜」に似た雰囲気でした
観終わって満足だったのですが、思い返してみれば割とおかしな点は多かったです
・仕掛けにたまたま五右衛門の斬鉄剣が対応していてを置いていくのだけれど『五右衛門が斬鉄剣を持っていたら後から来る敵を一掃出来てしまうから』感がすごい
斬鉄剣が無かったらどうしていたのか
・散々レティシアを利用して改心する要因がろくにないのにレティシアの盾になったランベール
無理やり感動させようとしている気がする
・報連相が全然出来てない上に弱小な敵ドイツ軍。ヒトラーの安否を知らなければ、警察&ルパン一行に簡単に圧倒されて制圧されている。
・驚異的な重力を操る古代兵器にセーフティーが無い(普通自滅防止装置は付けるだろうし、もし作動させれたとしても中断させられない仕様がバカすぎる)
上記点で★-2としました
カリオストロに敬意を払っているとわかる作品
音楽がいい。カリオストロとシーンと音楽を合わせてくれてる気がします。
エンディングで、泣かせるところが欲しかったです〜。
小林清志さんの次元はやっぱりいいですね。
不二子が、捕まって輸送機から逃げるときに、ルパンが来たので無茶苦茶になるから撤収するというのも、カリオストロであったお決まりのセリフで、わかってるな〜と思いました。
残念なのは、脚本。少し話が違えば、もっといい映画になってたんじ「ないかと、、。
ルパンが初めて会うレティシアをお前と呼んだり、ルパンの言葉遣いが気になってしまった。声優さんのさいなのかな。
やっぱり、カリオストロはよく出来ている脚本だと。
広瀬すずが、棒読みに感じました。これは、キャスティングが失敗してるかなと。
4DXで見る分にはいいと思う。
4DXでほかの映画を見ていたのですが、こっちは4DXなしで見たので正直物足りなかった。
ストーリーについては文句ないです。
レティシアの声に不評があったりしますが、正直気にならない感じ、特別良いとは思いませんでしたが。
あと総統の顔が拝めます。人権団体とかに止められなかったんでしょうか(笑)
大人でも楽しめるアニメ
私的はどのシリーズも同じストーリーに思えます。
ヒロインがちょっと助けてくれて、不二子ちゃんと銭形は敵か味方か分からず、見方は誰も死なず最後は盗めないけどほっこり終わる感じ。
そこは悪いとは思いません。
CGで迫力がある分大人でも楽しめると思います。
荒唐無稽さの魅力と3DCGのリアルさ
ルパン三世初の3DCGアニメです。ルパン一世も盗めなかったと言われる「ブレッソン・ダイアリー」と「エクリプス」の謎を巡り、ルパン、不二子、銭形らのレギュラーメンバーに加えて、謎の少女レティシア、その育ての親で考古学者のランベール、第三帝国の復活を企てるゲラルトなどが絡むストーリーです。ストーリー的には「カリオストロの城」を思わせる少女、ダイアリーを巡る謎解き、それを狙う悪玉との争いという王道のストーリーで、意外性はありませんが、それなりに楽しめました。ただ、ルパン三世はアニメ的な現実離れした荒唐無稽さが魅力だと思うので、3DCGのリアルさが必ずしも魅力にはなっていないように感じました。
懐かしさと新鮮さ
が両方ある楽しい作品です。3つ目の謎に立ち向かうルパンにはゾワゾワきました。次元の小林清志さんは好きですけど、他の声優さんに比べるとやはり年齢は隠せないかな?という感じでした。
ん… 映像とかは良いがストーリが不満
3DCG映像は良いのだがストーリがペラペラ
どこかでカリオストロを超えたとあるが足元にも及ばない感じがしてしまった…
期待が期待だけにかなり残念ですが先入観が無ければDVDなら借りるかも
次作に期待
ルパン最高!カッコイイ!
今回のヒロイン役の声優広瀬すずちゃん
とても良かったです!
爽やかで弾けてて、ルパンとの絡みの場面は、
生き生きとした感じで
本当に中身に入ってましたね!
ストリーもワクワクしました、
最後のお爺さんが、庇うシーンでは
何故か涙が出そうになりました、、
ルパンを取り巻く人達の
一体感チームルパンの暖かさ伝わりました!
これからも大泥棒アルセーヌルパン
どんどん現代に切り込んでくる
作品を作っていって欲しいです!
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