「ルパン一味の出番、少なくないっすか?」ルパン三世 THE FIRST かつさんの映画レビュー(感想・評価)
ルパン一味の出番、少なくないっすか?
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冒頭の掴みの部分は完璧でした!疾走するフィアット!次元大介のガンアクション!石川五右衛門の剣さばき!これが見事に3Dの迫力で再現されていました。いつものアニメとは比較にならない迫力でした!そして、おなじみのオープニングテーマ!否が応でも気持ちが盛り上がり、まさに準備万端!なスタートでした。ただ、この作品に関しては、ここがクライマックスでした・・。
まず、そもそもルパン一味の出番少なすぎやしませんか?ゲストキャラだけで展開する時間が多すぎて、いつもの4人の見せ場が少なすぎる。ルパンはまだましだけど、次元、五右衛門、不二子はもはや見せ場なしレベル。。僕が見たかったのは、ルパンたちの華麗な怪盗ストーリーであって、安っぽいナチス残党の野望や考古学志望の女の子の青春ストーリーじゃないんです・・。ガッカリ。
ストーリーもなぁ。先の読める展開に、謎解きになってない謎解き展開、はっきり言ってイマイチでした。
そして、ゲスト声優の人選もこれまたイケてない。。広瀬すずさん、吉田鋼太郎さん、藤原竜也さん、3人とも声優スキルは高かったと思います。決して棒読みじゃなかった。ただ、この3人ともに、声にも個性が強いから、もはや声から連想されるビジュアルが固定化されすぎていて、違和感しかなかった。。もちろん俳優、女優としては素晴らしいことだと思います。制作側が選ぶ人を間違えたとしか言えないですね。
他にも、ルパンっていつから革ジャン、革パンになったの?とか細かい感想もあるけど、まあそんなのはどうでもよくなりました。。
山崎監督、実写映画だとホントにいい作品作るのになあ。。
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