「ツッコミどころが多くて集中出来ない」ルパン三世 THE FIRST サイレンスさんの映画レビュー(感想・評価)
ツッコミどころが多くて集中出来ない
山崎貴監督のCGアニメには
何一つ良かった思い出がなかったのですが
ルパン三世という事で観賞。
結果からいうと
「面白くなくはなかった。
でもまた見たいとは思わない」
という中途半端な感想。
とにかくツッコミどころが多い。自分は
面白ければ多少のツッコミどころは
仕方ない、と思えるタチだが
定期的に気になる箇所が出るもんだから
作品に集中出来ない。
ストーリー内のツッコミどころに
ついてはネタバレになるから控えるけど
気になったのが
カリオストロのBGM使って
カリオストロっぽい演出使って
カリオストロっぽいED曲を
カリオストロっぽい歌手が歌うという…
何というか、
「カリオストロ要素を入れてやったぞ。
お前ら好きなんだろカリオストロ。」
みたいな。
いや、歌は良い歌なんだけどね。
せめて物語的にカリオストロの城と何かしらの繋がりとかあればまだわかるんだけどなぁ…とか思いながら見てた。
更に気になった事。
物語の舞台が1960年代くらいの
ハズなのにスポンサー(?)なのか
カップヌードルをこれみよがしに出す。
カップヌードルって1970年以降に
発売されたハズなんだが…
お金出したら時代考証とか無視して
宣伝してくれるのか。。。とか思った。
いや、カリオストロもカップヌードルとか100円ライターとか、その年代に合ってないアイテムが出てきてたけどね。
あの作品はそうゆう矛盾があっても
面白く見れる傑作だから良かったけど。
その部分をあえて踏襲したんだとしたら
それをした意図がわからない。
見れない事はない。
見る価値がないとも言わない。
でもまた見ようとは思わない。
くらいの評価でした。
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