「ストーリー設定は良いけれど詳細がザルすぎる」ルパン三世 THE FIRST 兎さんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリー設定は良いけれど詳細がザルすぎる
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3D化された劇場版ルパンということで初日に鑑賞に行きました。
主要メンバーの作画は良く、特に銭形警部への愛が感じられました。
銭形警部の声優さんは昔と変わって、さらにルパンVSコナンでキャラ感が「落ち着いたおっさん」になってしまっていたので今作で過去の『ルパンを追いかける熱血おバカ警察』キャラが戻っていて嬉しかったです
ディズニー系作画が苦手な私としては、オリジナルキャラのレティシアがアナ雪キャラ感が強くて抵抗がありました
ストーリーはオリジナルっぽい雰囲気がありましたが、いざ見てみると他の作品に感化された感じが見受けられました
特に、ブレッソンダイアリーを解読して、仕掛けを攻略していくところは「ルパン三世 愛のダ・カーポ〜FUJIKO'S Unlucky Days〜」に似た雰囲気でした
観終わって満足だったのですが、思い返してみれば割とおかしな点は多かったです
・仕掛けにたまたま五右衛門の斬鉄剣が対応していてを置いていくのだけれど『五右衛門が斬鉄剣を持っていたら後から来る敵を一掃出来てしまうから』感がすごい
斬鉄剣が無かったらどうしていたのか
・散々レティシアを利用して改心する要因がろくにないのにレティシアの盾になったランベール
無理やり感動させようとしている気がする
・報連相が全然出来てない上に弱小な敵ドイツ軍。ヒトラーの安否を知らなければ、警察&ルパン一行に簡単に圧倒されて制圧されている。
・驚異的な重力を操る古代兵器にセーフティーが無い(普通自滅防止装置は付けるだろうし、もし作動させれたとしても中断させられない仕様がバカすぎる)
上記点で★-2としました
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